メンヘラ読書記録#10 「本当の学力は作文で劇的に伸びる」
小学校って作文書く機会やたら多くないですか?
・国語の授業「書く」活動
・読書感想文コンクール
・生活文コンクール
・いろいろな行事のふりかえり
・卒業文集(学年で毎年やってたり・・・)
多すぎです。
教師の負担。
そして子どもたち嫌じゃないですか。
特に夏の読書感想文や生活文・・・大変ですよ。
指導もイヤだったんですが、この本でちょっと楽しくなりました。
作例もたくさん出てきてとても面白い本でした。
おおまかに言えば、
・ストーリー型の作文にする。
・とにかく事実をたくさん書く。
・体験を1つ書いて、成長したことを書く。
なんだ当たり前じゃんと思うかもしれませんが、
最も影響を受けたのは、これ↓
短い文でテンポよく書きまくれ。現在形で。
「?」かもしれませんが、私から例を出すとすれば…
ふつうの作文
ぼくは、夏休みに、家族で海に行きました。楽しかったです。
この本の通りに書くと…
海についた。もう着いた瞬間にわくわくだ。見渡すと、あたり一面がとてもかがやいている。足元にはよくわからない生き物もいた。
そんなことは全く気にせずに、さっそく海めがけて走った。砂があつい。あつくてヤケドしそうだ。
海めがけてとびこんだ!き、きもちいい!さいこう!
今年も楽しい海水浴が始まった。・・・以下略(笑)。
そんなに作文書く力がないので自信はないのですが…どうでしょう。
書くのが苦手でもかなりの文字数になりました。
ストーリー型にするのが目標。
そのためには、感想とか大して書かなくてもよいのです。
事実を書くのみ。
作文全体の最後の方に、「成長したこと」として、感想とか自分の考えが少しあればいいのでは(著者もそう言っています)。
実際にやってみた(昨年度の授業)。
高学年の担任だったのですが、児童の作文が一気に面白くなりました。
とにかく楽しく作文。そして書くのも早い!
臨場感もあります。
子どもたちはあっという間に書ききりました。
これは全学年に対応のはずです!やってみて。
最後に
「学力」が向上するかは分かりません(笑)。
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