見出し画像

親の会をやってみる

完全不登校から復帰した息子のことについて、ざっくり前回のnoteに書きました。

今回の記事のトップ画像は、実際に息子が書いたその文字です。もう薄くなってきて見えにくいですが。いつか完全に消える日が来るのかな。

さてはて、お知らせです。不登校について話す親の会を開催することにしました。

開催場所の詳細について、最後にリンクを貼りますのでご覧になってみてください。おもちゃや本など少しのご用意がありますので、お子さんが一緒でも大丈夫です。

自身の経験からの想像ですが、不登校の子どもがいる親御さん(特にお母さんかな)たちって、すごく傷ついているし疲弊していると思うんですね。自分を責めてしまったり、状況に怒りを感じたり。なんで?という思いと、これからどうすればいいんだろう?っていう先が全く見えない日々への不安。

どうしよう、どうしたら…ってスマホで検索したり本を読んでみたりすると、『お母さんが好きなことを大切に』『親が自分の人生を生きて元気になると、子どもも元気になる』っていう言葉を目にしちゃったりして、そうかもしれないけど、だからって今の私には!!それ!!!無理!!!!みたいな。自分自身を元気にすることに気持ちが向くのは、不登校の日々をある程度受け入れられるようになって、状況がちょっと落ち着いてからのことだと思うんです。

どうしたって原因探しをしてしまうし、夫婦間の調整は一筋縄ではいかず、学校との連絡を取るのも辛くなって、仕事があれば待ったなし。何より何より、子どもに対してどうしていくかということに頭と心を割き続ける毎日です。余裕なんて全くない、ズタボロのボロ雑巾。

ここに書くことは全て【私の場合は】という枕詞がつきますが、似たような思いをした親御さんは多いんじゃないかと思います。

我が子の不登校について誰かに話すとき、嫌な思いをしたこともあります。伝えたい事がうまく伝わらない、根っこの部分を理解してもらえない。疲弊しているところ、さらに傷つくということもよくありました。

ですが反対に、理解しようとしてくれる人の存在があり丁寧に話を聞いてくれ、気持ちを汲もうとしてくれる人の優しさを感じて救われることも、沢山沢山ありました。

誰かの気持ちを完全に理解することは不可能かもしれないけど、私は、できる限り優しい側の人でありたいと思っています。こういうことを言葉で表してしまうと、ちょっと胡散臭いかもしれないんですけども…。

抱えている思いや困っていることは物凄く沢山あるのに、それを安心して出せる場がない…と辛くなっている方がもし近くにいらしたら、ぜひ利用してください。お待ちしています。

↓ 開催場所『さっちゃんち』詳細はこちら ↓


この記事が参加している募集

#子どもに教えられたこと

33,104件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?