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ただただ100km歩いた、その足跡が輝く。

こんにちは! 今回はガイア自然学校の代表、成田裕(なりたゆたか)によるコラムです。


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今年のGリーダー100キロ研修は、一昨年と違い3人1組で歩きました。

金沢市内の事務所を出発して、2日目の22時までに能登島に到着しなければならないルール。

途中のチェックポイントを必ず通ること以外は、ルートも食事も睡眠もチームの計画まかせです。

結果は、笑顔でゴールした者、泣いて喜ぶ者、泣いて悔しがる者、ゴールできずにあきらめる者、それぞれが感じたこと得たことはたくさんあったと思います。

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ガイア自然学校では「自然体験活動の指導者」特に大学生の「Gリーダー」の育成も、大きなミッションの一つです。

これは、僕自身が大学生の頃にキャンプを通じて子どもたちと関わることで、自分自身が成長し、社会に出るときに役立つ「生きるすべ」だった体験からそうしています。

Gリーダーの育成は、京都で自然学校をしていた頃から行っているので、20年くらいは大学生たちと向き合ってきた事になります。

いつの時代も、どこの場所でも、スムーズにスマートに向き合えたことはありません。

波瀾万丈、もめて泣いて笑っての繰り返しです。そして、その中にお互いの成長があると思っています。

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毎週のように、研修会を開いて活動のたびに子どもたちとの関わりの中で、自分が感じたこととしっかり向き合っていく。そこまでやっている団体は全国でもめずらしいです。

この、集まることと自分と向き合うことが重要で、人というのは関わりの中で少しずつ変化するのもだと実感しています。

Gリーダーたちが、社会に出ても有意義に生きていければ、それは世界を変える何かに繋がることだと信じています。

文:成田裕

(「ガイア通信」バックナンバーより再掲載)

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Gリーダーには本当に多種多様な人たちがいます。文系・理系、生き物が好き・苦手、運動が得意・不得意、行動が先・思考が先、みんなをひっぱるタイプ・一人ひとりとじっくり向き合うタイプ…。

きっとガイアに来なければ、一生付き合うことはないだろうなと思うタイプの人と交流できます。そうすることで、相手の素敵なところや自分の強みを見つけあい、切磋琢磨することができます。

筆者の場合、これまで一回も話したことがなかったリーダーと研修で同じ班になり、卒業した今でも時々電話をしたり一緒にご飯を食べたりします。

筆者が一番目に見えて成長したなあと思うリーダーは、ガイアに入った最初の年は全く挨拶をしてくれなかった男子学生。挨拶どころか、目も合わせてくれませんでした…。(彼の周りに仲のいい友達はいました)

しかし気付けば卒業する4年目、彼は挨拶するし目も合わせて話せるようになりました。まさしく言葉のキャッチボールという会話が、特段仲がいいわけではない筆者ともできるようになっていました!

もちろん、彼が成長したきっかけはガイアだけではないかもしれません。でも、強く影響したであろうことを筆者は確信しています。

子どもの成長だけでなく、Gリーダーの成長も日々楽しみです。


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金沢市の学生さんたちにもおしらせです! 現在、ガイアでは17期Gリーダーを募集しています。学年や学部に条件はありません。「アウトドアに興味がある」「子どもと一緒に遊びたい」「新しいことを始めてみたい」など、興味がある方は、下記の新歓用アカウントをチェック!