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必然的に怪我をした!?

マラソンで絶対にしてはいけない35のこと/中野ジェームズ修一著を読んでみたらこう書いてあった。

一般ランナーの月間走行距離が200kmを超えると、怪我をする確率は80%に上がると言われています。

マラソンで絶対にしてはいけない35のこと/中野ジェームズ修一/講談社

なんだって?
80%てほぼ怪我するじゃないか。
なんだ、僕が怪我したのはわりと普通のことだったのだ。

にしても、月間200キロくらいはフルマラソンを走ろうというランナーなら当たり前に走る距離だと思っていた。
実際、それなりのランニング歴がある人にとってこの距離はそんなに多いというわけでもないだろう。

だとしたら、ほとんどのランナーは怪我してるということになる。
200キロで怪我しなければさらに距離を伸ばす場合が多いだろうから、そうなればさらに怪我の確率は増すはずだからだ。


この本はとても参考になった。
実際、”やってはいけない”ことの中に、普通にやっちゃってたことがいくつかあった。

例えば「シューズの紐はきつく締めてはいけない」ということとか。
かすみがうらマラソンの本番は、しっかりと足を締め付けていた。

あとは「貯金してはいけない」とか。
「貯金」とは前半で速く走ってタイムを稼いでおくことだ。
本番で貯金をしたつもりではなかったが、怪我の状態を考えると、やはりオーバーペースだったようだ。

さらに「足の着地ポイントを変えてはいけない」。
これは例えば序盤はフォアフットで、疲れた終盤はヒールストライクに変える、とかだ。
僕は基本的にフォアフットで走っているが、意図せず中盤以降はかかとがべったり地面に着くようになってしまった。
これはふくらはぎが疲労しすぎてフォアフットを保てなくなったからだ。
フォアフットが保てないとなれば、膝を曲げることで衝撃を吸収する動きになり、そうなると腰が落ちる。
地面からの衝撃がうまく吸収できないとなれば、問題の股関節へのダメージも加算されるし、エネルギー消費がさらに促進され、終盤のブレーキが加速されることになった。

ハーフくらいの距離なら問題なくフォアフットで走れていたからこれでいいのだ、と思っていたが、今の僕の脚力ではフルをフォアで走りきることはできないことがわかった。
無理なフォアはやめて、ミッドフットにしようと思う。


まあ他にもやってはいけないことをいくつかやってるが、こういうことが重なった結果の失敗だったとよくわかった。
こういった知識もどんどん学びながら、次の挑戦にむけて少しずつレベルアップしていく。

ちなみにこの本、Kindle Unlimitedで0円なのでさくっと読むのにおすすめだ。
知りたい項目だけサクッと読む使い方もできるので、動的・静的ストレッチの方法など確認したい人にも使いやすい。

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