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池田 千波留
2024年7月17日 11:39
世界で一番短い詩、俳句。2024年度からは毎月第3水曜日の「季節を味わう」で その月の行事や暦をピックアップ、関連する俳句をご紹介します。さまざまな行事・催し・暦の中から私の好みで選びました。【祇園祭・祇園会】祇園祭は東京の神田祭、大阪の天神祭とともに、日本三大祭りに数えられていている京都の八坂神社の祭礼で、七月一日の吉符入りに始まり、三十一日の駅神社の名越祭まで、さまざまな行事が執り
2024年7月10日 11:35
世界で一番短い詩、俳句。「季節を味わう」では、毎月第2水曜日に季語を一つピックアップ。その季語が使われている俳句も紹介します。あくまでも私の好みで。【金魚】金魚は鮒を観賞用に改良したもので、室町時代末期に中国から伝えられたといわれています。その後、日本で品種改良が重ねられ、出目金、琉金、蘭鋳など様々な品種が作られました。ちなみに日本金魚の三大産地の一つに挙げられるのが奈良県の大和郡山
2024年7月3日 11:48
「季節を味わう」では、毎月第1水曜日にその月の暦や主な行事をまとめます。(全てを網羅するものではありません)2024年 7月(文月)1日(月) 半夏生 夏至から数えて11日目にあたる日。昔から、この日までに田植えを済ませていなければ秋の実りが減ると言われていて、農家にとっては大事な節目の日でした。関西には半夏生の日にタコを食べる風習がありますが、これは稲の根がタコの足のように張ることを願っ