霜月の小春のごとき日の暮れて月照る空を蝙蝠の舞ふ (蝙蝠は写せませんでした)
夏の季語穴子の旨き冬はじめ 1並びたるチンアナゴの日
夏の季語負ひたる面で秋の壁攀ぢ登りをり蠅捕蜘蛛が 面〔つら〕 攀ぢ〔よぢ〕=よじ 蠅捕蜘蛛〔ハエトリグモ〕
山茶花をサザン花と脳が変換す サザンは夏の季語なりと聞き
死語となる暑さ寒さも彼岸まで 熱帯夜にて彼岸に入りぬ 寝苦しいので深夜コンビニへ飲み物買いに出たら、夏の季語・蜘蛛が玄関脇で構えていました。「わが家を守ってね」と心で声をかけました。
〔夏の太陽がさせたことだよ〕 ぽつぽつと 投稿サイトやコンテストに 投句している。 その中のひとつの題詠が 「河童忌(芥川龍之介の命日)」 だった。 心が 折れかける。 季語に〇〇忌がたくさんあるのは知っていたけど ここで出てくるか。 とにかく投句はしたけれど!
むかし詠んだ夏の句。 蟇跨ぎ鍼灸院に入る (ひきがへるまたぎしんきうゐんにいる)
立ちくらみ へたり目が合う立葵
夏の季語を味わってきました。穴子。天ぷらです。 梅雨時の穴子はひときわうまいとのこと。 というわけで、梅雨穴子を勝手にマイ季語と決めました。