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池田 千波留
2024年2月28日 11:36
「季節を味わう」では、毎月第4水曜日にその月の花を詠んだ俳句をご紹介します。あくまでも素人の好みで選んでおります。【梅】春の季語である梅は、中国が原産で、8世紀ごろ日本に渡ってきたと考えれています。約4500首が収められている『万葉集』には、梅の花を詠んだものが119もあるそうで、かつては花といえば、桜よりも梅だったことが伺えます。単に梅といった場合は白梅を指します。まだ寒さが残る中に咲く様
2024年2月21日 11:34
「季節を味わう」では、毎月第3水曜日に季節を象徴する日本の色をピックアップ。2月にもたくさんの色があります。その中から私の好みで選びました。【紅梅色】早春のシンボル梅の花。紅梅色は文字通り紅梅の色から名付けられた色で、少し紫がかった淡い紅色を指します。現代では「お花見」と言えば「桜」を思い出しますが、かつて日本では春の花と言えば「梅」。香り高く春の訪れを告げる花として愛されてきました。
2024年2月14日 11:33
世界で一番短い詩、俳句。「季節を味わう」では、毎月第2水曜日に季語を一つピックアップ。その季語が使われている俳句も紹介します。あくまでも私の好みで。【立春】2月(春)の季語です。一年を二十四に分けた二十四節気。立春はその一つです。節分の翌日にあたり、今年(2024年)は2月4日でした。暦の上でこの日から春とはいうものの、まだまだ寒気が厳しい季節です。寒さの中にも少しずつ春の兆し
2024年2月7日 11:50
「季節を味わう」では、毎月第1水曜日にその月の暦や主な行事をまとめます。(全てを網羅するものではありません)2024年 2月(如月)3日(金) 節分翌日は立春、暦の上での春が始まります。その前日が冬と春の二つの季節の分かれ目、節分です。元々節分は、立春、立夏、立秋、立冬の前日を意味していましたが、旧暦では春の始まり立春を一年の始まりとして大切にしたため、その前の節分だけが残るようになり