見出し画像

思い込みや感情を排して物事を見る

厚生労働省が令和4年度8月分の人口動態統計速報を発表した。
やはりという感じだ。
前に取り上げた日本国内の死亡者数の急増。
継続中である。

8月分のデータを紹介する。

〇 死亡者数          135,649人
〇 前年同月比     +17,845人(15.1%)
〇 近5年平均比   +25,087人(22.7%)
補 コロナ死報告数   7295件

前年同月比に注目されたい。
昨年より17,845人増えている。
東日本大震災で亡くなった方15,900人より多いことに驚かされる。
そして、ワクチン接種回数が、今年の中で8月は2月、3月についで多い月だった。
この異常事態は、ワクチン接種と関係があるのかないのか厚生労働省はつぶさに調査して、ありのままを国民に公表すべきだ。
本来なら。

ワクチン接種と感染の関連性について、有益な情報があった。
秋田県は、3回目のワクチン接種率が77.7%で全国で最高だ。
しかし、感染者は減っていないそうだ。
秋田県医務薬事課は、3回目のワクチン接種から時間が経過して、感染予防効果が薄れてきていることが理由の1つではないか、と説明している。
違う。
ワクチン接種により人間の身体に備わっている自然免疫が阻害されているから、何回も感染するのだ。

ところが、弱者救済を看板にしている共産党や国民の生活が第一をスローガンにしていたはずの政治家の皆さんは、ワクチン接種の危険性やその被害に関しては相も変わらず無視だ。
統一教会追及も結構だが、ワクチンに関して何か一言あるべきだ。

そういうなか、猪瀬直樹氏が参院予算委員会でマスクを外して質問をしようとして、委員長から注意を受ける場面があった。

猪瀬氏の政治家としての実績を考えれば、彼が国会議員になっていること自体が驚きだ。
しかし、それとマスクに関する彼の問題意識は別に考えるべきだ。
人の目が気になるからマスクを外せない、ルールだからマスクはつけなければいけないと考えている日本人の病的な心理について、猪瀬氏は思うところがあったのだろう。
マスク着用のあり方は、国会で質問する価値がある。

国会議員でもうひとつ。
野田佳彦氏がまだ国会議員だったことに驚いた。
菅直人氏とともに消費税の税率を引き上げることに道をつけた功労者だ。
旅回り一座の人情芝居さながらの安倍晋三氏の追悼演説を行いニュースになっていた。
彼のいかがわしさは次の動画ではっきりわかる。
野田氏は、偽メール事件で同志だった永田議員を切り捨て、公約に何も書いてなかった消費税の税率をアップさせ、衆議院選挙に大敗。
自民党と安倍氏の悪夢の政治を始めさせた張本人だ。
10年前に野田氏は政治家を引退していた
と私は思っていた。
しかし、野田氏はなぜか今でも国会議員を続けている。
そして、安倍氏との個人的な逸話を浪花節で演説すれば、それが評価される。
全くおかしな話だ。
野田氏に引導を渡さず、空々しい言葉で彼を持ち上げる連中が政権交代だの野党共闘と喚いていても、私は全く信用しない。
これに対して、小沢一郎氏は、政治を感情ではなく、冷静に合理性をもって評価しようとしている。
であるならば、その姿勢で超過死亡やワクチン接種の危険性や被害についても、小沢氏は厳しく評価すべき時が来ている。
何もコメントがないところに、氏への不信を覚える。

最後になるが、安倍氏と統一教会との関係を示す新たな報道があった。
また、疲弊しきっている国民生活に決定打を与えるだろう消費税のさらなる税率引き上げが検討されている。
野田という御仁が安倍氏に負けず劣らずいかに罪深い人間であるかがわかる。
並みの神経ではないのは確かだ。
厚顔無恥でなければ政治家はやっていけないというよい見本だ。

物事の本質を見極めるためには情緒に流されてはいけない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?