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不安遺伝子と日本人

ポジティブで明るいテーマをここに書いてみたい。

残念だが、何も思い当たらない。

マスク姿の日本人を毎日毎日見ていると、絶望を感じるという生易しいレベルを、はるかに超越しているからだ。

自分が武田泰淳の小説『富士』の世界に生きているような感覚になる。

富士という小説は、日本全体が戦争という狂気に覆われた太平洋戦争末期の精神病院が舞台だ。読み進めて行くと、何が正常であり、何が異常であるのかがよくわからなくなってしまう混沌の世界に陥る。

それを、今リアルに体験している。

みんながつけているからという理由で意味が何もないマスクをつけている日本人。

私から言わせれば異常だ。

しかし、マスクをつけて歩いている大半の日本人から見れば、マスクなしで歩いている私が異常なのだろう。

ここで、イギリスのエリザベス女王の国葬に先日参列した天皇夫妻の写真を見て欲しい。

感染予防と称して、何の疑問を持たないで、マスクをつけて三密回避を現在でも実行している日本人は、2人の姿を見て何を思うのだろう。

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さて、日本人の行動様式を拘束している要因の一つとして、日本人の遺伝子が他の民族と異なる際立った特徴があるからではないかと前に書いた。

ヒントになる記事があった。要点を紹介しよう。

記事によると、不安遺伝子保有率は日本人の場合80.25%。

それに対して、中国人75.2%、台湾人70.57%、スペイン人46.75%、アメリカ人44.53%、南アフリカ人27.79%となっていた。

日本人は遺伝子的に他の民族より不安を強く感じやすい傾向になりやすいということになる。

だから、みんなと同じことをしていないと日本人はとても不安に感じるのだろう。

ぼっちが本能的に怖いという話だ。

不安を感じやすいから、日本人は多数の人間がマスクをつけていればマスクをつけ、皆が注射に殺到すれば注射する。結果として、偽りで間違いであるにせよ安心感を得ることができる。理屈としては一応成立している。

教育やメディアによる洗脳よりも、不安遺伝子が日本人の行動を強力に拘束していると思う。マスクに対する外国の人々の対応と日本人のそれとの落差でおわかりだろう。

ちょっと、横道にそれる。

旧ソ連の独裁者スターリンは、

愛とか友情などというものはすぐに壊れるが、恐怖は長続きする

と言い放ったとされている。

不安遺伝子保有率がダントツな日本人。メディアなどでコロナに対する不安や恐怖を煽り立てれば、恐怖心を日本人に植え付けることは簡単な仕事だ。そして、コロナへの日本人の恐怖心は、スターリンの言葉通り、現在まで長続きしている。

メディアでコロナへの恐怖を煽ることに活躍した一人に玉川徹という御仁がいる。

「電通発言」で謹慎処分を受け、現在話題になっているテレビ朝日社員だ。

玉川氏は、今回のコロナ騒動が始まった当初、岡田晴恵氏と一緒にコロナに対する強烈な不安感や恐怖心を煽る役割を、テレビ朝日のモーニングショーで十二分に果たした。例えば、2020年4月頃日本では、検査抑制論が支配的だった。そんな状況下で、岡田氏の「今のニューヨークは2週間後の東京です、地獄になります」発言に代表されるように、玉川氏は恐怖を煽り、PCR検査の拡充を主張した。備えあれば患いなしという。検査拡大論が正論だと私は誤ってしまった。彼は、それからワクチン接種を強烈に推奨するようになる。mRNAワクチンが、治験ではなく特例承認という形で認可されたことや世界で初めての遺伝子治療薬であることに対する危険について、玉川氏は全く言及がなかった。その時点で玉川徹という御仁の胡散臭さにようやく気が付いた。

話を戻す。

恐怖を植え付けられた日本人の洗脳を解除するのは、とても難しいだろう。しかも、不安遺伝子保有率がトップだ。コロナ感染への不安や恐怖から、マスクを外すことができず、ワクチンを接種し続けるのではないか。自分が人体実験に参加していることに気が付かないで。

ヨーロッパやアメリカに限らず世界中を見渡して欲しい。

ここまで異常な人間の集まりがあるだろうか?

こんな人たちが存在することがありなのか?

音楽コンクールでマスクをつけて合唱している学生を見れば、私が言っていることがわかると思うのだが。

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アフリカやラテンアメリカ、イスラム圏の国で「教室では他者との距離が2m確保できない時はマスクが必要」のようなアホなルールを定めているところありますか?

そして、ルールだから守らなければいけないと思っている日本人。ルールそのものを疑うことはないのですか?靴下の色は白でなければいけないという中学校の校則を変だと思わないのと同じですよ。

こういうネガティブな事ばかり、ウツウツと考えていると、私も泥沼にはまってしまう。だから、日光を積極的に浴びて、卵や肉のようなタンパク質が多い食事をこころがけている。そのせいか、医者と病院には関係のない生活を続けている。

追記 2020/10/14

玉川徹氏は出演しているモーニングショーを降板するそうだ。

事実誤認を認め謝罪しても、単なる一広告会社にすぎない電通の名前を出しただけでテレビに出られなくなる日本。

日本人は北朝鮮メディアの言論統制を嘲笑のネタによくする。

しかし、北朝鮮とさほど変わらない日本メディアの極悪さを、日本人は自分自身の切実な問題として受け止めようとはしない。やれやれ困ったものだと冷笑するだけで現在まで終わらせてきた。あいまいにした代償は大きかった。

ないものねだりの願望だが、日本記者クラブ、新聞再販制度廃止、クロスオーナーシップ禁止、 電波オークション導入のうち、どれか一つだけでも実現すれば、日本の情報鎖国はましになると思う。

玉川氏についても少々述べておく。

彼のコロナについての発言は、嘘と間違いだらけだったので、それを認めて、責任を取る形で降板してもらいたかった。

ファイザー社のワクチンについての新たな情報があった。

14万のリツイート。24.5万のいいねがついている。

Rob Roos 欧州議会議員による投稿。

議会でのコロナ公聴会で、ファイザー社の重役は次のことを認めた。

ファイザーのワクチンは、感染予防に関わるテストを一度もしていない。

他人のためにワクチン接種をというのは、いつもウソだった。

コロナパスポートのたったひとつの目的とは、人にワクチン接種を強制させるということだった。

この驚くべき発言について、日本メディアはいつものように何も取り上げていない。

追記 その2 2022/10/19

玉川氏は現場レポーターとしてこれからもモーニングショーに出るそうだ。リベラルな人たちやバラモン左翼にとって、彼は正義のジャーナリストだ。テレビ朝日としては、視聴率のため、彼の出演継続は妥当だと判断したのだろう。私としては、彼にこれまでの贖罪の意味でワクチン後遺症に苦しむ当事者の声を取り上げてもらいたい。地方ローカルテレビ局では、この重大な問題を継続して報道している。玉川氏にそんな度胸や覚悟はないと思うが。


2023/1/4  追記    その3
和田秀樹氏の記事を紹介する。
特に、次の箇所は私が言いたかったことを端的に指摘している。

ありとあらゆる危険のなかの、小さな一つだけを異様に拡大しているのが今の日本です。新型コロナは、不安から来る認知の歪みと、恐れから来る人の攻撃性を、まざまざと見せてくれます。

ほぼ全員がマスクの「異様な光景」日本人の強烈な不安体質が招く弊害


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