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コロナ以降に注目の企業やサービスは? 『ビジネスモデル2.0 図鑑』とコラボ!

今週は、「コロナ以降にビジネスの世界がどう変わるのか? どこにチャンスがあるのか?」が気になる!……というわけで、『ビジネスモデル2.0図鑑』が有名な図解総研チャーリーさんに力をお借りしました! 

チャーリーさんってどんな人?↓↓↓


……と本文に行く前に、『がっちりスクール!!』編集部よりお知らせです! 

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さて、本文に戻りましょう。

図解総研・チャーリーさんの『ビジネスモデル2.0図鑑』とは、100個の「すごいビジネスモデル」を図解したもの。

注目されるスタートアップや、海外では有名だけれど国内では意外と知られていないユニコーン企業(評価額が10億ドル=約1250億円以上で、非上場のベンチャー企業)、大企業の新規事業など幅広いジャンルや業態のビジネスモデルを取り上げていて、子どものころにワクワクしながら学んだ「図鑑」のように、ビジネスやサービスの大枠を見た目でわかりやすく理解できます。

チャーリーさんの「ビジネスモデル図解」は、シンプルで理解しやすく、『がっちりスクール!!』の編集部員も大ファン。

「このフレームワークは、最近ちらほら、スタートアップの資金調達の資料や会社のビジネスモデル説明でもよく見かけるようになった」と、ある経営者も言っていました。

書籍『ビジネスモデル2.0図鑑』の詳細はコチラ↓↓↓

そんな、チャーリーさんの『ビジネスモデル2.0図鑑』の中から、今回は、『がっちりスクール!!』編集部が注目する「コロナ以降に注目の企業やビジネス」を3つ紹介します。

新型コロナウィルスの世界的感染拡大が落ち着いたあとには、「国の制度やルールが変わる!」「お買い物が変わる!」「エンタメの楽しみ方が変わる!」のではないか? 

そんな視点で、今後注目の3社をピックアップしてみました。

この3社のビジネスモデルの中に、みなさんが「コロナ以降」のビジネスを考えるときのヒントがあるかもしれませんよ!

※以下の本文は、『ビジネスモデル2.0図鑑』からの転載です。
※本文に登場する 「ビジネスモデル図解」はチャーリーさんの執筆当時である、2018年8月時点の公開情報を元に制作されています。


コロナ以降に注目①オンライン型調剤薬局「PillPack」

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米国で2013年に創業した「PillPack(ピルパック)」は、新しいスタイルで調剤薬局のサービスを提供する企業。2017年までに1億ドル以上の資金調達をするなど急成長を遂げている。

毎月薬がユーザーに送られてくるシステムなので、日常的に薬を飲まない人にとっては縁遠いサービスかもしれないけれど、「米国では5人に1人は1日3種類以上の薬を飲んでいる」というデータもあるほど市場規模は大きい。

PillPackでは、オンラインで薬の注文が完了できるほか、薬の追加、保険情報の更新もできる。登録時に処方箋情報を入力すると、PillPackがかかりつけの薬局に連絡し、処方箋情報を確認してくれる。また、大量のオンライン注文をさばくために、薬を自動で分配包装するロボットを自社開発し、薬剤師の手間を減らしたのも強み。

薬の飲み間違いを減らすことの価値

同サービスで最もインパクトがあるのが、1回ずつ飲む分の薬を取り出せる「ディスペンサー」(薬の入った箱)。1つずつ包装された薬が出てくるので、飲み間違えることがない。米国では、服用ミスで亡くなる人が年間相当数いるので、「飲み間違えない」という体験自体に価値がある。

既存の薬局にとってPillPackはライバルになり得る。それなのに、ユーザーのオンラインへの移行を薬局が半ば助けるような仕組みを構築できた背景には、PBM(薬局給付管理)の存在がある。医師や薬局など利害関係者の間に入り、支払・請求の代行などを行う米国医療業界特有の組織だ。PillPack はPBMと提携することで薬局のネットワークを得る代わりに、同社の利益の一部をPBMに支払うという仕組みである。

超高齢化社会が進行中の日本にも今すぐほしいサービスだけれど、現状の薬事法では、薬は薬局で直接渡さないといけないと定められており、オンライン薬局を展開するには法律的なハードルがある。なお、2018年6月にAmazonが10億ドルで買収した。


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