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この世の中で大切なこと

便利な世の中だ。

「コロナが」
「少し熱があるので」
「濃厚接触者になったので」
「陽性ではなかったけれど」
「念のため」「大事を取って」
「何かあったらいけないので」

これらのフレーズが、
いとも簡単に採用される世の中。

これらのフレーズを、
〝やらない理由〟として使える世の中。

そう、簡単に嘘が通せる世の中なんだ。

約束を守らないことがまかり通る、
そんな世の中になっている気さえもする。

勿論、
嘘じゃない場合もあるよ。

伝わってくるものがあるから、
その人が嘘をついてないことはわかる。

でも、
その逆の場合もわかる。

伝わってくるものがあるから、
その人が嘘をついていることがわかる。

すべてが嘘ではない場合もあるけれど、
〝やらない理由〟に当てはめたことがわかる。

〝やらない言い訳〟を取ってつけたことがわかる。

『そんなん、証拠がないのに言い切れへん』
こんな言葉が返ってくるだろうけど、
実際にわかる。伝わる。それが人間の力。

ただ、
突っ込まないだけ。
スルーしているだけ。
敢えて何も言わないだけ。

「機会があれば」
「タイミングが合えば」
「行こうと思ってるんだけど、なかなか…」

このようなフレーズを使う人も同じ。

ただ、
突っ込まないだけ。
スルーしているだけ。
敢えて何も言わないだけ。

しっかり伝わっているから。
〝やらない〟理由づけだということが…。

だから、
意識した方がいい。
意識して、注意した方がいい。

使わないように…。
安易に当てはめないように…。

それらのフレーズが、
信用を失うことに繋がるから。

信用を失うと同時に沢山のモノを失うから。

失った信用は、
なかなか取り戻せるものではない。

だって、
〝信用〟の選択権は自己にはない。

信用するかしないか、
その選択権は相手にあるんだから。

中には、
『私もあなたを信用していない』

このように返してくる人もいるだろう。

そいうい人は、
何も気づくことはないだろうから、
黙って関係を断たれるのがオチである。

当然、そんなことすら気づけないだろう。

『私から関係を断った』と、
自分に都合のいい解釈をして、
信じて疑うこともないだろうから。

〝やらない〟理由を当てはめて、
〝やらない〟選択をしたときに、

少しでも罪悪感を抱くなら、
それは変わりたい気持ちの片鱗だけど、

『チョロい』とか、
『ラッキー』とか、
こんな風に思うようなら重症だ。

むしろ、
相手にそう思われてるだけ。
そのことに気づいた方がいい。

その時点で、
既に信用は失っているけどね。

便利な世の中だ。

〝やらない〟言い訳を容易に使える世の中。

さあ、どうする?

きっと君も試される。
きっと君も選択を要求される。

君にとって必要な時に…。君にとって必要なタイミングで…。





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