【大西一郎 ある視点】第23回「開く人閉じる人 サウナ体癖論3」
ある日、熱波甲子園に出場する代表者を決める予選会に、おふろの国お抱えの熱波師が集まった。ずらりと並んだ熱波師達は大変個性豊かだった。大きい人、小さい人、四角い人、丸い人、細長い人……。私はその人達を、「体癖」という考え方に照らし合わせて、「あの人は何種、あの人は何種。」と考えながら眺めていた。
(体癖とは、人が持って生まれた体つきや運動の傾向、身体の諸器官の反応、性格や行動パターンに一貫した法則性があるという考え方で、過去の連載も併せてお読み頂ければ嬉しいです。いつも同じことを言いますが、私が勝手にその人を見た感じの印象から、勘で決めつけているので、合っているのかどうか、そんなこともあるのかもしれないなあ、ぐらいの気持ちで読んで頂ければと思います。)
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