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社会人後期博士課程の研究のおすそ分け

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メディア企業に勤務しつつ、慶應義塾大学メディアデザイン研究科後期博士課程に在籍し研究を進める日々をつづります。
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博士論文 中間発表ーその研究は誰を幸せにするのかー

博士論文 中間発表ーその研究は誰を幸せにするのかー

2015年4月に入学して、気づけば6年半…。
合間に海外赴任などによる五月雨式に4年半の休学を挟んでいるので、実質的な学びとしては2年目の終わり。このタイミングで、ようやく研究の中間報告を行いました。

所属する慶應義塾大学メディアデザイン研究科後期博士課程においては、学位取得の9ステップのうちの2ステップ目。まだまだこれから。

この発表に対する質疑応答で非常に気づきが多かったので、改めて学びを

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テレビの「尺」と「枠」の超え方ー既存メディアファーストから、デジタル&生活者ファーストへー

テレビの「尺」と「枠」の超え方ー既存メディアファーストから、デジタル&生活者ファーストへー

本論は、あくまで個人の今までの体験と研究に基づく私見であり、所属する(してきた)組織を代表するものではありません。

地上波テレビ放送における24時間という限界=「尺」と、その中に設定されたタイムテーブル=「枠」を超えて、生活者が求める主に報道のコンテンツを、求めるタイミングで、求めやすい方法で届ける方法を、新聞制作の手法を援用して考察する。

「尺」も「枠」も、「既存のメディア」ファーストから、

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社会人の大学院後期博士課程の初心と今

社会人の大学院後期博士課程の初心と今

本論はあくまで個人の今までの体験と研究に基づく私見であり、所属する(してきた)組織を代表するものではありません。

慶應義塾大学メディアデザイン研究科後期博士課程での研究ー入学から今まで

筆者はメディア企業に勤務しつつ、2015年4月に慶應義塾大学メディアデザイン研究科(KMD)後期博士課程に入学しました。その直後の海外赴任などよる休学のため、引き続き在学中です。

その間に、自分自身の帰任後の

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