見出し画像

過程が好き、らしい 〜飽き性のポイント〜

ここ最近、noteには自己分析の結果、判明したことを書いています。
というか、そういった自己分析は、山登りの最中に頭に思い浮かぶことが多いです。今回はダラダラと思いつくまま書いてしまいました。

ところで、「狭くても深く」に強い憧れを感じていても、そこに到達できないジレンマが40年くらい続いています。
なぜなのか。
飽き性だから。と答えるのは簡単ですが、飽きる理由が肝心だと思っていました。

鉄は熱いうちに打て

本当によくできた言葉ですよね。
同じような言葉に、
「思い立ったら吉日」
というのもありますね。これはぼくの座右の銘でもあります。
飽きた、というよりは、心変わりする=「もっと可能性を感じる」方に行ってみたい、という好奇心だということは強く訴えておきたいと思います。
飽き性ではないのです。好奇心が強いのと、それを逃すと次はないのかも?という直感が危機感を煽るからです。チャンスはそうそうあるもんじゃない。というかどれがチャンスか見極めるには、しっかりとチャンスを踏んでおかないと意味がない、という思考の流れです。

そもそも「飽きる」という言葉はよくない

調べると「もう十分」という意味。
逆にいうと、もう9割9分までが好き(飽きてない)、ということです。
好き、ということは残りの1分まで何かの可能性を感じているということです。
「飽きた」ではなく、「もう十分に楽しんだ」と言えば、これはクリアできますね。

どうやら結果よりも過程に惹かれる

性格の問題かもしれませんが、起こってしまったことは仕方ない、なぜ、どのようにそれが起こったのかを知っておきたい、と思う派です。
というのも、結果という事象には印象こそ捉え方の幅はあるものの、その事象そのものは不変なので、抗っても仕方ない、と考えています。
サッカーやスポーツで審判の采配に文句を言いたくなりますが、でもそれもその審判(当事者)の下した決定=結果で、選手たちがそれに従うのを外野がとやかく言ってもね、と思います。
ただ、なぜ、そういう采配なのかをしっかりと説明してもらうことのほうが大事ですし、それがないとなんだかモヤっとするわけです。
そうなのです、過程に興味があるようなのです。

旅が好き、でも道中はもっと好き

ちなみに好きなものの中に旅があります。
どんなルートでどこを巡って、、、と考えたり、今自分はどこらへんにいるのだろう、と地図を見るのがとても好きです。
飛行機の席は窓側で、モニターにはフライトマップをつけるのが道中の仕様です。
特に鉄道や飛行機といった、自分では操れない乗り物のときは、そうやって移動の様を想像して景色をみたり、地図を確認して好奇心を満たしています。
山登りでもこれは同じで、YAMAPの地図を絶えずみながら自分の位置を把握しています。安全のため、好奇心ではなく、単純にこれは性格かもしれません。
旅といえば、どこに向かうか、目的地に辿り着くことを指してると思いますが、ぼくとしてはいつもの場所から少し離れるだけで十分に旅だと思います。
それは、生き方にも通じますね。いつもと違うことをやってみる、という旅です。

こんなマップをみながら。(これはルート外れて遭難の危険を感じた時)

山の稜線はそんな好奇心を満たしてくれる

山登りをされているかたほぼ全ての人が実感されていると思うのですが、振り返って歩いてきた稜線を眺めた時に、「よくこんなに歩いてきたな!」って感動しますよね。
これは下山した後も、山を眺め、里から山の稜線を目で追い、どんな道でどれだけ時間がかかったかを想像するのがたまらないんです。
こんなに大きな自然を、ちっぽけな自分が移動したんだ、という達成感を復習しているイメージです。
道中好きとしては、じわじわと何かが込み上げてくるポイントです。

あんなてっぺんもちゃんと歩けるっておもしろいですよね

飽きたのでない、次の道中を求めているだけ

まるでプロらしくない言葉だなと思います。
プロは結果だしてなんぼですからね。
過程に満足感を覚えてしまったら結果=クオリティとしてどうなのか、と思います。
山に「飽きていない」のは、稜線を想像と目で振り返る、道中を脳内でも楽しめるからかもしれません。
あとは、めちゃくちゃたくさんの道中=冒険が待っていると思うとたまらないですよね。

今、さまざまなことに取り組んでいます。
映像・映画(新規プロジェクト)、メタバース(企業向けのものを考案中)、ゲーム開発(企画までできた)、音楽(久々に曲作り)、絵本制作(作家さんには声掛け中)、積み木考え中(木は奥深い)、山やアウトドア関連のなにか、資格(キャリコン考え中)、諦めていない移住(スコットランドが今熱い)。。。
これだけの「道中」が頭の中で列をなしています。
逆に、結果が欲しいと思い始めています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?