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時間がないデザイナー志望の学生に送る!ポートフォリオの作り方[心構え編]

こんにちは!G2 Studios 新卒デザイナーのSです。
先日採用イベントに参加させていただいた時、学生からの質問などに答えておりましたが、やはりデザイナー志望の学生はポートフォリオについての質問が多いなと感じました。
思えば私自身就活を始めたばかりの時は、「ポートフォリオ 」という物自体の意味さえ知りませんでしたし、デザイナー志望の就活生にとってポートフォリオ作りは1つの大きな壁だと思います。

なので今回はデザイナー志望のあなたに向けて、
ポートフォリオを作る上で外せない重要なポイントを、私なりにまとめて見ました。
私の在学していた学校が2年制だったこともあり、私はひたすらポートフォリオを作る時間がありませんでした。
そんな私の体験談なので「エントリーまでに時間がない!」という学生にはぴったりでしょう!

「そもそも採用においての”ポートフォリオ”とは何なのか?」という基礎部分から、「実際にポートフォリオを作る上で気をつけた方がいいこと」など、2つのnoteの記事に分けてお話していきたいと思います!
この記事を読めば、「何を伝えたいのかわからないポートフォリオになってしまった…」なんてことは起こりません!
是非活用してください!

ポートフォリオとは?

そもそもポートフォリオとはどういう意味なのでしょうか?
ポートフォリオ(portfolio)とは、直訳すると「紙ばさみ」や「折りかばん」「書類を運ぶケース」という意味がありますが、それ以外にもいくつかの意味を持っています。

ー就活で使われる”ポートフォリオ”
就活で企業から「ポートフォリオを提出してください」と言われた場合、多くの方がイメージするのは「作品集」だと思います。
デザイナーが自分の作品をファイルし、就職先に「私はこういう作品を作っていました」「こんなこともできます」とアピールするためのものです。

ー良いポートフォリオってなんだ?
だからといって、自分の作品をただ並べただけの単なる「作品集」では、良いポートフォリオとは言えないでしょう。ではどんなポートフォリオが良いポートフォリオとされるのでしょうか?

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ポートフォリオとの向き合い方

ー「私のこだわりを見て欲しい」は危険
自分の個性・自分の世界観・自分のアイディアは自分目線のものです。
他の学生との差を見せる点では重要な目線ですが、あくまで優先順位は低いです。
ポートフォリオは自分の努力や実績を相手に認めてもらうためのものではありません。

ーポートフォリオは「プレゼン資料」
ポートフォリオは、相手にとってのメリットを示すための「プレゼン資料」です。
自分が具体的にできること、企業の役に立てることを示しましょう。
相手に見やすい・相手にわかりやすい・相手に伝わりやすいなどの相手目線の要素が重要になります。

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ーポートフォリオのデザイン = 能力の「魅せ方」
「ポートフォリオ=自分の作品の寄せ集め」ではありません。
ポートフォリオを作る・デザインするということは、自分の能力の魅せ方を作る・デザインするということなのです。
一緒に仕事をすることで、「こんなメリットがありそう!」「こんなところで力を発揮して活躍してくれそう!」など採用後のビジョンが見えるようなポートフォリオが、就活をする上で良いポートフォリオと言えるでしょう。

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ポートフォリオの作り方⓪準備

ー自分と相手を知って「戦略」と「対策」を立てよう
自分の何を売りにしたいのか、企業はどんな人材を買いたいのかをまずはじっくり考えましょう。
[自分を知る]
・どんな作品を作ってきたか
・どんなスキルがあるか
・将来何をしていきたいか
・どんな性格か
[相手を知る]
・どんな人材を求めているか
・何が得意な会社なのか
・募集要項にあっているか
・どこに惹かれるのか
作品は大きなカンバスに一度並べて見るのが良いです。
自分のスキルや、制作時期から自分の成長と向き合うことができます。

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次回は作り方編!

ここから作り方編になります。
引き続きよろしくお願いいたします!


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