ファスティングの5大効能 「気を元に戻して元気になる」
少食、ファスティング(断食)は万病を治す
少食、ファスティング(断食)は、万病を治す妙法です。ファスティングをすることで、免疫力、排毒力が増しみるみる病気が治っていきます。
では、ファスティングの効能は具体的にどのようなものなのでしょうか?
甲田医師の掲げるファスティング「5大効能」をみてみましょう。
①体の汚れ(体毒)の排出
ファスティングの最大の目的は、食べ過ぎで溜まった体内の余分なものを取り出す事です。現代社会の食生活で、3食きちんと食べていると消化、吸収、代謝仕切れないものが、脂肪や毒素となって蓄積してしまいます。
断食で入るものを止めると、腎臓、肝臓などの臓器が浄化され、体内毒素を排出してくれます。
②頭が冴える
3食きちんと食べていると、脳はブドウ糖だけをエネルギー源にしています。
しかし、食事を抜くと脳は別のエネルギー源、「ケトン体」にシフトチェンジします。
これは、脂肪が分解されてできる物質です。
ケトン体のメリット
ケトン体をエネルギー源とした脳内は、α波とβエンドルフィンの分泌量が増えます。
α波は、心身がリラックスした状態で出る脳波です。
βエンドルフィンは、「快感ホルモン」と言われています。
つまり、ファスティンをすることにより心身を平穏に保ち、至福感をもたらします。
そのため、頭が冴えて効率的に作業ができます。
記憶力の向上
空腹時には、血糖値を抑制するインスリン量が低下します。インスリンが低下すると、「CRTC」と言われる特異タンパクが活発化します。
この、CRTCの活性化により記憶力向上に繋がる事がわかっています。
③宿便の排泄
ファスティングは老廃物を排泄しますが、その最大の働きが「宿便」の排泄です。
宿便とは、最悪の老廃物で食べ過ぎたものが少しづつ腸内に溜まります。その、溜まった毒素が腸壁から体内に吸収され、様々な症状を引き起こします。
宿便が原因により、
心筋梗塞、脳梗塞、がん、アトピー性皮膚炎など引き起こす原因になります。
④遺伝子の活性化
ファスティングをすることにより、長寿遺伝子である(サーチュイン)が体内に発現します。この遺伝子は、カロリー制限により、発現し体の老化を防止します。
冷え性の改善にも
長寿遺伝子が、発現する以外にも血管内にある「アテローム」というコレステロールを綺麗に除去する効果もあります。
それにより、
血管が若返る
↓
血流改善
↓
栄養素や酸素の運搬の向上
↓
老廃物の代謝向上
↓
冷え性改善
の順序で体の若返りのも繋がります。
⑤免疫力の向上
ファスティングは免疫力を上げます。これは、自己治癒力の一つです。
しかし、現代栄養学のフォイト栄養学が明治時代に日本に入ってきてから、「栄養を取らないと治らない」という常識が社会に広まっていきました。
風邪をひいた時に、食欲がなくなるように、断食は生物の本能に基づいた、治癒法なのです。
免疫力が上がる理由
ファスティングをすることにより、
①リンパ球の免疫活性が高まる。
②免疫細胞の、白血球が多くなる。
③胸腺や副腎の重量が大きくなり、免疫力が強化される。
などの事がわかっています。また、風邪などの他にも身体の抵抗力が上がるため、「怪我をして、傷を負っても化膿しないで早く治る」という効果もあります。
まとめ
このように、ファスティングは病気を治すだけでなく、生命力の向上、老化を防ぐなど元気に生きるために、様々な効果をもたらしてくれます。
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