【成功6】最低限の知識 （６）考え方ですべて決まる　『ここに原因がある』

マガジン「城北忠明の成功ルール（真実の成功法則）」の第6回です。全27回が順番に続きますので飛ばさずにお読み頂ければ幸いです。（初めての方は自己紹介からご覧下さい）

最低限の知識の３番目は、「考え方ですべて決まる」ということです。

もう少し具体的な言い方をすれば、観念（ビリーフ）ですべて決まる・・・
むしろ、人生は観念（ビリーフ）の通りにしかなりません。

これはこの後のメインテーマにもつながってくることで、今回もっとも伝えたい内容になります。結局、人生で様々な出来事が起こったとして、それによってどうなるのかはすべて「あなたの考え方次第」だということです。

ここまでお話しした内容で、“原理原則にしかならない” と言われても、どうしてもすぐに大金が欲しいと思ってしまう。“物事に良い悪いはない” と言われても、どうしても良い・悪いで判断してしまう・・・

実際にはそんな人がほとんどだと思います。（そうでなければ今頃それなりの成功を手にしているはずです）

なぜ正しいやり方を知ってもやらないのか？または、できないのか？ その原因が、あなたの観念にあります。

もしも安定して着実にお金を増やしてお金持ちになりたいのであれば、地道にやっていくしかありません。原理原則でもお話ししたように、「小さく積み重ねる」というのが答えです。

しかし、手っ取り早く儲けたいという観念のある人はそれができない＝永遠に資産構築はできないのです。

「お金が貯まらない」というのも同様で、お金が入ったら使うという観念がある以上、どれだけ収入が増えたところで貯まることはありません。

だからノウハウやテクニックだけを知っても意味がないと言い続けてきたわけですし、このような “考え方“ ばかりをずっと伝えてきたのです。

「人は見たいようにしか見ない」という言い方もしましたが、誰もがこの “観念” というものにとらわれてしまっているのです。

こうしたい、こうしなければ・・・とどれだけ考えたとしても、観念が変わらない限りは結果は同じ。もっと言えば、何をしたところで何も変わらないのです。

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このように考えていくと、「あなたの人生はすでに思った通りになっている」と言えます。

お金が欲しいということは、“今自分にはお金がない” という観念です。お金がないと思っているのだから、その通りにお金がない・・・
幸せになりたいと願っているということは “自分は幸せではない” という観念ですし、健康になりたいと願っているということは “自分は健康ではない” という観念なので、実際にその通りになっているのです。

恋愛や人間関係でも、同じパターン・同じ失敗を繰り返す人がいますが、ここで注意しなければいけないのは、「自分が望んでいることと自分の観念は違う」ということです。望み通りになるのではなく、心の奥底にある観念の通りになる＝「観念の通りにしかならない」ということです。

宝くじに当たって大金が入っても何も変わらないどころか、逆に借金が増えて人生が破滅してしまったりするのもこの観念のメカニズムによるものです。

誰もが観念に従って正しさを判別して日々の行動と選択をするのであれば、人生が観念の通りにしかならないのは当然です。だから、あなたの現実はすべて、あなたの心（観念）を映し出したものなのです。

お金がない？時間がない？人間関係や恋愛がうまくいかない？健康ではない？何かが最悪？ そう思っているあなたである限り、あなたが作り出す現実は実際にそうなるのです。

（※例えば「給料があと５万円増えれば…」と言っている人は、実際に５万円増えたとしても「あと５万円増えれば…」と言い続けます。自分の中に不足感を感じている限り、いつまでも満たされることはありません。
そもそも、収入の範囲内で生活できない人がお金持ちになることは不可能です。その人がしなければいけないのは、収入を増やすことよりも支出を減らすこと。つまり、収入に見合った生活レベルにすることだからです）

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この「観念の通りにしかならない」という原理原則は、少しでも多くの人に早く気づいて欲しいことです。

私は、人を見ればその人のこれまでの人生がどんなものでこの先どうなるのかだいたいわかるのですが、それは「観念が現実を作る」ということを知っているからです。その人を取り巻く環境や、言動や振る舞い、態度などから観念がわかるので、この先の結果もわかるのです。
（だからギャンブル好きだったりお金の管理ができていない人の場合、投資には向かない観念なので投資をしないように言っています）

そして、このルールに気づいた人が一歩離れて見てみると、人生がうまくいかない人のことが、おかしな感じに見えるのです・・・

例えば「北に行きたい」と思っていても、向いている方向が南ならどれだけ頑張って進んでも南にしか行きません。違う方向を向いている限り、北には近づかないのは当然です。

一番最初にどの方向を向いているか？ スタート時点に向いている方向で、その先どうなるか決まるのです。

これは仕事やビジネスなどでも同様で、最初に持っている観念で、最終的な結果が決まってしまいます。

この本質部分をショートカットして、中身がともなわないまま表面を真似て目先の利益や自己都合で考えても、うまくいくはずがないのです。

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まずは、あなたの人生を作り出している、この「観念」という部分に気づいて下さい。

そして、これはどんな問題解決でも当てはまることですが、
（１）気づくことができるから→
（２）変えることができます

実際、世の中のあらゆる問題というのは、「その問題自体に気づいていない」というのが未解決原因の大部分を占めています。

だからこそ、問題に気づいただけでも大きな価値のある第一歩であり、この「気づく（認識する）」というステップを軽く考えて欲しくありません。

というのも、気づかないうちは最初の一歩も踏み出さないということなので、解決する可能性はゼロのままなのです。しかし、気づくことができればスタートラインに立つことができ、そこからスタートできれば１になり、２になり、５、１０・・・と一歩ずつ変化に向かうことができます。

つまり、問題に気づくか気づかないかというのは、「変わる可能性がある」ｏｒ「ない」という、まったく大きな違いなのです。

実際、私が人からの相談に乗る場合でも、問題の本質に気づかせることができればほぼ８割は解決したと考えます。

本人が気づくことができて向かうべき方向さえ定まれば、あとは少しずつ時間をかけながらその人自身の力で解決に向かうことができるからです。

まずは「問題を認識すること」を、価値のあるステップとして大切に考えて下さい。

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ここまでお話ししてきたような観念次第で、すべては必然の結果になります。

今借金がある・病気があるなどネガティブな状況があったとしても、一切関係ありません。お金持ちの観念を持っていればどんどんお金持ちになりますし、幸せの観念を持っていればどんどん幸せになります。

実際、物事のとらえ方は人それぞれであり、試験に失敗した・失恋したという程度のことで生きていけないほどの絶望をする人もいれば、何もかもすべてを失っても希望を失うことなく復活する人もいます。

結局、「これこそが観念」だという話になるのですが、これを無視したまま努力して頑張ろうとしても、現状を変えるような結果を出すのは困難でしょう。

どうしても古い考え方で、強いモチベーションや意志の力で成功を目指そうとする人が多いのですが、短期的にはそれで良くてもそれだけで人生全体を良くすることはできません。

長期のモチベーションを維持するには多大なストレスや弊害がつきものですし、万が一それでも突き通せる人がいたとしても、それはよほど強い精神の持ち主であって普通の人には不可能だからです。

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今回ここで知っておいて頂きたい重要なことは、何かが手に入るから幸せになるのではなく、「自分が幸せだという観念があるから幸せになる」ということです。

お金や何かが手に入れば幸せになると思っている人は、お金や何かが入ってきても実際には幸せにならないのです。

内側に目を向ければ100％解決するのに、ほとんどの人が外側に解決を求めています。

心（観念）が外側の現実を作り出している以上、外に何かを求めるよりもすべては自分次第。自分の内側を無視して外側の結果を得ることはできないのです。

・・・さて、ここまでで “観念ですべてが決まる” という話をしてきましたが、そうなると、「この観念をどうやって変えていくのか？」ということがあなたの人生の成功そのものに関わる大きなテーマになるはずです。

次回からは、これをメインテーマの１つとして取り上げ、詳しくお話ししていきます。

★ポイント6＝「観念ですべてが決まる」

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