【金利安は一旦落ち着く？】１１月２７日週振り返りと１２月４日週シナリオ戦略②
お世話になります。
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↓ #023 ファンダ編 『イスラエル/ハマス戦争』③
この記事は後編となってございますので、
前編もご覧いただけますと、わかりやすいと思います。
まず簡単に相場振り返りますと、
利上げ終了による金利安方向へ
それにより株高のリスクオン展開
それ以外の意識は、年末ラリー
11月の雇用統計、CPI、PCEを受け
利上げ終了は色濃くなった来ました。
しかし、FEDはある程度の金利を
暫く据え置くつもりです。
「Higher for Longer 」
よって今金利安折り込みは時期尚早で
米金利は4％より上で落ちつくとみています。
それを踏まえて、
来週材料確認とシナリオ立てていきます。
材料確認
12月8日(金) 雇用統計
今週のメインイベントは雇用統計でしょう。
予想は3.9％となっております。
4％台となると、ややインパクトありますので
ドル安加速要因となりそうです。
その他材料
翌週がFOMCであるため、
今週は要人発言は特に予定されていません。
よってデイトレレベルでは
意識される指標は確認しておきます。
12月5日(火) PMIやJOLTなど
12月6日(水) 米ADP
米金利と株
米金利安に支えられ、
株価は上昇トレンドです。
意識されていたトレンドラインも抜け、
最高値37000を更新するかという局面です。
米金利安が止まるまでは
この流れは続きそうですので、
37000以外の価格帯以外では
売りは来ないとみています。
今週の動きに明確なイメージはないです。
しいて言えば、米金利安は短期的には
ある程度折り込んでいると思うので、
雇用統計までは方向性ないと思います。
ドル円
大まかな方向性
基本的にドル円は上昇トレンドですが、
今後はこれ以上の金利差が広がる余地がなく、
最近の金利安や年末ラリーにより
短期的な下降トレンドになっています。
どこでドル円安が止まるかは
水平線やトレンドライン、値幅などの
テクニカル要素で目安を決め、
あとは米金利の反発を見たり
指標などのタイミングで判断します。
個人的にはスイングポジションは
年内持つ局面はないと考えています。
買いポジションを持っても
200pips程度の利確で良い考えです。
gooseの手法に関して
日頃ファンダメンタル分析が多いですが
実際のトレードではテクニカルも使用しています。
どうやって価格帯にまで落とし込んでいるのか
聞きたい声もありますので、記述いたします。
まず私が基本的に使うテクニカルは、
値幅
水平線・ゾーン（意識される高安値・ゾーン）
フィボナッチ
ダウ理論（高安値の切り上げ下げ・レンジの概念）
２００MA
となっております。
これとファンダ分析と組み合わせて
相場方向性や折り込みで
エントリーや利確をしています。
私はファンダ方向性を
フラクタルに時間軸ごとに
短期でも中期でも捉えることが得意です。
参考になれば幸いでございます。
テクニカル分析
フィボナッチ
ドル円を日足チャートで見たときに、
フィボナッチを以下のように引いています。
今年の高安値に引いている（A）と
7月からの安値から高値（B）に2本フィボを引いています。
どういったところかに引くかは、
トレードしたい時間軸によって変えますが、
今回は一旦の押し目狙いですので、
年末ラリーで意識されるAと
短期でも意識される高安値Bに引いています。
それを反発意識されるポイントとして使います。
また、Aの23.6とBの38.2は
重なるところですので、
反発根拠としては強くなります。
・
水平線・ゾーン（意識される高安値・ゾーンなど）
これは高安値やローリバ、キリ番を使います。
145付近はローリバと5円単位のキリ番
144.500付近には過去に意識された安値
に引いています。
・
２００MA
ここに２００MAを加えます。
私はsimpleとexponentialの2個表示させていますが、
日足で使うときはsimple（青）を基本に見ています。
exponetial（赤）は短期足でも使うようにし、
simple（青）と重なれば、根拠が増します。
現在simple（青）は、
現在の価格から3円程度の距離となっています。
ここで値幅を使うのですが、
ドル円の週値幅は3円は許容範囲内ですが、
フィボや水平線、米金利の水準からすると、
今週に届くとは思えません。
（日銀要因で円高の場合は別）
・
ダウ理論
あまり根拠にすることはないのですが、
広い視野でとらえるときは一応見ます。
白い線で引いてみましたが、
一番左の146.000付近が
安値になるのかは微妙ですね。
144.500で引く人もいそうです。
ということで、今週安値を考えますので、
146.000の安値も水平線に加えます。
・
トレンドライン
このトレンドラインが機能して、
先週はこのあたりで止まったのでしょう。
しかし、年末の上昇トレンドは終わっており、
下降トレンドが意識されることから、
あまり強い根拠としては使わないです。
・
意識される反発ポイント
これらを組み合わせて、
今週反発が意識されるラインは、
146.650（一応レベル）←先週安値
146.000（弱い）
145.000（やや強い）
144.500（最後の砦）
と想定します。
・
トレードイメージ
今は買いだけで考えています。
前提として、
ポジションの利確（出口）まで
考慮が必要ですので、
例えば、146.000買いポジションは
値幅だけでみても、148当たりで十分と思います。
しかしこれも雇用統計など指標上振れの材料が必要かと。
月曜日の買いイメージ
週末特に新しい相場材料はないので、
窓空きは気にするほどでないと思います。
金曜に関しては、
ISM後にドル安に振れ、
パウエル発言でドル売り加速、
その後は安値146.700付近で耐え、
買戻しも弱く閉場となりました。
よって146.650の安値は
あまり強くない水平線ですので
反発根拠としては弱いです。
よって朝イチから
146.700で買いたいと思いません。
では月曜どのような動きとなるか？
考えすぎても結果論なので、
そうなれば～くらいに考えます。
ISMやパウエル発言は金曜夜ですので、
月曜の日本時間はその流れを受け継ぐ
可能性は十分あり得ると思います。
欧州でもその流れが続くかは？？です。
よって日本時間である程度のドル安を折り込んで
これ以上のドル安はない可能性もあります。
実際には欧米の動きを見ての判断が妥当です。
もし月曜から買うならば、
日本時間内で146.000で短期買いです。
狙える値幅は一旦50pipsの短期。
根拠は、146.000は
フィボの重なり
水平線
キリ番（日本時間は1円単位キリ番有効）
値幅（日本時間での下げ幅80pips）
損切は、日本時間の下げ幅100pips考慮して
145.800とします。
よって、
146.000買い SL145.800とし、
最低利確を146.500とすると
RRは1：2以上となるので許容範囲内です。
タイミングは、11時台だと買いやすいです。
資金管理的には、
強く買いたいポイントでもないので
いつもやっている15-20％くらいでやります。
売りポジションを入れているので、
分割で決済もするつもりです。
（147.700当たりの売り）
その他の買いイメージ
あとは臨機応変にタイミング見て決めます。
雇用統計までに
ドル円安になったとすれば、
145.000買い SL144.500
はアリだと思います。
もし雇用統計と145.000の距離が100pipsなら
指標後ドル安なら、同様に
145.000買い SL144.500は面白そう
などのざっくりとしたイメージ持っています。
このあたりの買いだと
100pipsは取れるイメージです。
実際には米金利もみていますし、
それまでの推移や指標結果も加味します。
・
ファンダメンタルズ的にも
金利安をどんどん折り込みに行くには
まだ早いと考えていますので、
今週に少しは反発狙える
買いポイントと考えているわけです。
・
いかがでしょうか。
このようにファンダとテクニカルを
組み合わせてトレードしていますので、
参考になれば幸いです。
今週のレンジ
ドル円は上昇はしづらい局面ですが、
安値も更新しづらい週と想定しています。
今週ドル円予測レンジは、144.500-149.000
今回もご精読頂き
誠に有難う御座いました😄
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