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海なし県民、海に出る1-4(2018/4)

ダイヤモンド・プリンセス きらめく春の周遊クルーズと韓国9日間

<イベント・出港からベイブリッジ通過>

クルーズの初日は忙しい。バルコニーでまったりしつつ船内新聞をチェックする。初乗船時は浮かれてアワアワしていたけど、二回目となると余裕が出て「目一杯楽しまなきゃ!」と思える。

支度を整えたら出港セレモニーの鏡開きへ。これは外せない。外国人オフィサーたちが法被を着てる姿にほっこり。しかも船長は超イケメン!あちこちからシャッター音が激しいのもよくわかる。
樽のお酒は殺到する乗客たちにふるまわれ(たくさんあるので焦らなくて大丈夫なハズ)、最初のイベントはお開きとなった。

ふるまわれた日本酒を飲んだ後、母に船内案内。明日から自由行動という名の放置プレイをするために。全長約290メートル、デッキ数は18ある船の中は慣れないうちはウロウロ、前と後ろがわからん?状態なのだ。
本当にざっくり説明して部屋に戻るとノック。ドアを開けると、人懐こい笑顔の担当ルームスチュワードがいた。彼が部屋について(ペットボトルなどは有料)、義務付けられている避難訓練等の説明等してくれる。英語で。私も拙い英語で質問。

彼が退室してしばらくすると、避難訓練の合図。母緊張。いや、訓練だから。訓練じゃなくても、平常心で行こうや。決められた避難場所に行こうと部屋を出ると、近くの部屋のご夫妻が救命胴衣を持って突撃してこられた。2017年は確か持っていってその場でつける練習をしたんだけど、今回は持たずに行って見るだけとの説明を受けたとお話しすると「聞けて良かったわ。英語の説明がわからなかったの。」と。元ホテルマンの血が騒ぎ、ご夫妻も引率してしまうという。母「英会話がこんなに堪能なんて思わなかった。」といらんことを言い、夫妻と母に「英語の堪能な人」認定をされひきつる私だった。

避難訓練が終わると、出港時間が近い。
「ベイブリッジギリギリ通過を間近で見られるところに行きたい。」という母リクエストで、スカイデッキ(屋上)のスポーツコート脇に陣取る。
ダイヤモンドプリンセスは定刻通り17:00出港。大さん橋で手を振ってくれる方々に全力で手を振る。見えなくなるまで振り続ける。見送りがこんなに嬉しいと思ったことは初めてかも。感謝感激!感無量な母だけじゃなく、私もテンションMAX。

横浜ベイブリッジ通過は、船上から見る限りギリギリ(書くより写真をみてくだされ)。通過中乗客から歓声が、無事通過し終わると拍手。誰もがテンションMAXな航海が今始まる。

横浜から関門海峡まで519海里。

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