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自分を幸せのかたまりにする。

日本語の「元気」は健康の意味で使いますが、中国語では「元の気」、つまり、もって生まれた、神様から頂いた元の気の意味で使います。‥‥中略
その使い方は各人の自由です。仕事に使う人、遊びに使う人、雑念に浪費してしまう人。
気のことをよく知ると、そういう様々な行いがすべて気、つまり生命エネルギーを使って行われていることが分かってきます。

気功革命 盛鶴延

結局、元気のって生命エネルギーのこと
心配事や不安にをとられたり、人にをつかいすぎたり、ここに生命エネルギーを使いすぎてしまうと楽しみやほかにエネルギーを回せなくなるし、知らず知らずのうちに疲弊していってしまう。

私は以前、長い期間、過去や未来の不安心配を手放せず、自分の土台がなくなり空っぽになったような感覚、体力も気力も削がれてしまったような状態になったことがあるんです。

毎日毎日、自分に良いエネルギーを積み上げていく。

そんな経験から、今は毎日少しずつ自分に良いエネルギーを取り入れていく練習をしています。

マインドフルネスや五感に集中ってよく言うけれど、今、目の前でやっていること以外に気をそらさない。今という時間にできるだけ集中していく。おいしい甘いものをいただきながら、ほかの心配事に気をとられるのはもったいない。

「今日は晴れて気持ちがいいな」って思うのも立派な良いエネルギーだと思うし。
「電車に座れてラッキーだな」って思ったり、鏡に向かって明るく「おはよう」と言ってみたり、自分にとっての美味しい食事、本でも映画でも音楽でも、環境を整えていく。

また、いつもの視線を5度から10度上に上げてみると、いつもと違ったものが目に飛び込んできたりして、新鮮な気持ちを味わえたり、思わぬ発見をしたりすることも。

「こうなったらいいな」、「こうなったら楽しそう」って笑顔になれる想像、ちょっとニヤケる想像もいいと思う。笑

良いエネルギーや幸せを積み上げていく方法は人それぞれ、いくらでも考え出せると思うんです。ここで詩人の片山令子さんの対処法もお伝えしておきます。

〈落ち込んだ時〉
あたらしいわたしには、あたらしい落胆があるので、そのたびに対処法を変えています。やわらかいものに包まれて寝る。頭から足まで触る。いつもの珈琲をウインナ珈琲にする。甘さやおいしさだけを、感じるようにする。周りを磨く。文字に書きだす。詩は、薬です。口を三日月型にして、目を閉じればすぐ行ける、心のレストランに行く。

惑星 片山令子

人はいつも何らかの不安や心配事は持っているものだし、それを簡単に手放せるかと言えばそういうものでもない。だからこそ、コツコツ、楽しみながらゲームのように小さな幸せや良いエネルギーを自分に積み上げていく。
自分が笑顔になること、幸せだなって感じることや、面白い嬉しいが自分の気力の充実につながっていくんじゃないかな。

そうやって行くことで自分を幸せのカタマリに少しづつ近づけていく。そしてその幸せは人に伝播でんぱしていくし、自分の幸せをさらに引き寄せていくことになるんじゃないかなって思っています。


ご覧いただきありがとうございます。いただきましたサポートを胸にきざみ、皆様の心に届く内容を目指して努力していきます。自分自身も楽しみながら長く続けていけたらと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。