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好きな詩 エミリ・ディキンスンより


アメリカの代表的な詩人。(1830-1856)生前はわずか七編の詩を地方紙に発表しただけで、世間的にはまったく知られることが無く終わる。生前制作した詩は1700篇に上るが、それらが日の目を見るのは彼女の死後。全面的に評価されるのは20世紀に入ってからになる。


もし 私が ひとつの心がこわれるのを
止められるなら
生きるのも むだではない

もし ひとつの命のうずきを
やわらげられるのなら
または その痛みを
しずめられるのなら

それとも 気をうしないかけた こまどりを
巣にもどして あげられるなら

生きるのも むだではない

「幸せの鍵がみつかる 世界の美しい言葉」
訳 絵 前田まゆみ


こんな気持ちを 生涯、心の隅に持ち続けていきたい。


ご覧いただきありがとうございます。いただきましたサポートを胸にきざみ、皆様の心に届く内容を目指して努力していきます。自分自身も楽しみながら長く続けていけたらと思っています。今後ともよろしくお願いいたします。