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ベトナム・カンボジア旅行記 -2日目-

さて、昨日に引き続き2年前のインターンシップツアーのお話。コロナ禍でしばらく海外には行けそうにもありませんが、こうやって過去の思い出を振り返り思いを馳せるのもよいものです。

朝から向かったのは密林にあるクチトンネルです。前日の戦争証跡博物館に引き続き、ここもベトナム戦争の遺跡です。ベトナム戦争中に南ベトナム解放民族戦線によって構築され、このトンネルからの奇襲によるゲリラ戦法は、アメリカ軍を大きく苦しめました。

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地下壕みたいなところで解説映像を見ることができたのですが、足元にとんでもない大きさのヤスデが…

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↑こちらは地下に繋がるトンネルです。アリの巣のように張り巡らされたトンネルには、多くのトラップが設置されていました。また、会議室や医務室も存在していたようです。トンネルに入る体験もできます。中は人ひとり腰をかがめて通るのがやっとくらいのスペースで、涼しいのかと思いきや湿度が高いのです。ここで待機して奇襲をしかけるというのは忍耐力がかなり必要だと感じましたね。

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トラップが再現されている展示です。これは落とし穴ですね。この底板に針があって刺さるようになっています。針にカエシがついてて見るからに痛そうでした。

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ところどころ切り株があります。この切り株、何か特徴があるのがわかるでしょうか。

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実は、この切り株には穴が空いているのです。ここから地下に空気を送り込んでいたようです。このような切り株がそこらじゅうにあります。

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戦争証跡博物館に続き、ここにも蠟人形がありました。この兵士のサンダルは戦車のタイヤから作られていて、かなり丈夫なようです。お土産にも売ってます。さすがに使い道がないので買いませんでしたが。

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こっちの蝋人形は爆弾の制作などの作業を行う人々を再現しています。スイッチを押すと動きました。

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米軍の兵器もありました。

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こちらでは実銃の射撃体験ができました。日本ではできない体験なので、私も体験。耳保護するやつつけてても結構響きますね。あと的遠すぎて当たってるのかどうかがわからない。

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ホーチミンにも会えました。突然現れたのでびっくりしました。初日の戦争証跡博物館は、「見る」展示でしたが、クチトンネルでは「触れる」展示でした。なかなか戦争で五感全体を使って体験できる場所ってそう多くはないと思うので、クチトンネルはかなり貴重な戦争遺跡なのではないでしょうか。

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そういえば、今日は8/19でバイクの日ですね。バスの車窓から撮った写真ですが、スクーター多すぎ。ベトナムでは3人乗りも普通に許されてますし、なんなら5人くらい乗ってたりします。

それでは、本日はここまでです。明日からは国境を越えて、カンボジアに入ります。

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