可愛いのに勇敢で賢くもあり
いつものようにYouTubeをふらふらとしていると、とあるニュース動画に辿りついた。どこかの地域でヒグマに男性が襲われてけがをしてしまったという話だ。
遭遇して逃げようとしたところで後ろからがばっと肩を掴まれ、そのまま引っ掛かれたということで実際の傷口も映されていた。とても痛々しく、野生の熊への恐怖感が強く沸き起こった。
さて、本題はここからだ。
実はこの動画のメインテーマはヒグマではない。飼い主さんと一緒にいた犬がヒグマを追い払ったというのが動画で言われていたことだったからだ。
実際に追い払ったというその犬も映像に映し出された。
私はその瞬間絶句した。
なんて…
なんて愛らしいゴールデンレトリバー…!
ゴールデンレトリバーって盲導犬になるくらいの温和で優しい性格の犬だ。人懐っこくこちらに向かってまるで微笑んだような表情を浮かべ、嬉しそうに尻尾を振るその姿はあの獰猛なヒグマを追い払ったとは思えない可愛らしさ…。
大型犬とはいえ、この子があの大きなヒグマを追い払ったんだ。飼い主を守るために勇気を出した…。
そこまで考えた私は感動して泣きそうになった。
私はこういう話にはとても弱い。
海外ニュースであったりする「アメリカで突然家に入ってきたクマから家族を救おうと飼い犬が飛び掛かっていった」という話や、「山道で飼い主と一緒にいた犬がおとりになってクマを飼い主から遠ざけて、自分は弱っていたものの数日後にちゃんと家に帰ってきた」などという話を聞くと感動してしまう。
しかもその勇敢な犬達は生還するとは限らない。残された家族が遺影を持って「彼は身を挺して家族を守ったのよ」とカメラに向かって話したりするのだから泣くしかない。
(ちなみに猫も家族を守って戦った例があるらしい)
そんなことを書いていたら、過去の記事でこんなのが出てきた。
そういえば私は元々犬派でも猫派でもなく鳥派だったのだけど、このときの甲斐犬ちゃんの話を聞いて一気に犬派になってしまったのだった…。
今までは近所に犬を飼っているおうちがあまりなかったので、あんまり親近感を抱くようなきっかけがなかったようなことも目覚めなかった理由としてはあると思う。
例えば友達の家で飼われている姿を見たり、散歩させている時に出会ったりしていたらもっと早く犬派になっていた自信がある。
いつか犬が飼えたらとも思うけど、なかなか難しそうなので今日もまたYoutubeで動画を漁って楽しむことにしよう。
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