小さな幸せを数える一年に

新年あけましたねーってことで、張り切って２０２３年初のnoteを書いてみようかと思う。けどお正月何やってたかなと振り返ってみたらほぼ寝ていた気がする。

このところ睡眠不足のことが多かった。夏ごろにすぐ寝てしまうと記事に書いた気がするんだけど、一転してあまり寝つきの良くない日があったりして。

いろいろな方法を調べたり、教えてもらったんだけどなかなか効果が出なくて困っていた。すると年末年始に入って気が緩んだのか、なんかよくわからないくらいに寝てしまった。

元日に半日くらい思いっきり寝ていたくらいだ。

次の日に起きたらいい匂いがして、何だろうと思ったら母がお雑煮を作っていた。おいしそうな匂いは鰹節のだしとお醤油からだった。急いで台所に行って味見。

こういう汁物の味見はけわりと私がやることが多い。もちろん母が単独で作ってもおいしいのだけど、味が薄くなりがちだということで私が出動している。

「だしがすごくおいしい」
「でしょ」
「けどもうちょっとお醤油入れた方がいいかも」
「はいはい」

そんなことを話している間にお雑煮はおいしく出来上がり、二人で遅くなった朝ごはんを食べることになった。

我が家では新年は２日までお雑煮を食べられる。ちなみに母は箱根駅伝を見ていてこんな時間まで朝ごはんが遅れてしまったということだった。確かにそれは仕方ないとうんうんうなづく私。

「駅伝どう？」
「まだまだ始まったばかり。私はそろそろ三区」
「えっ？」
「テレビで操作しているとできるゲームがあるんだけど、ボタンを押しておせち料理を集めたりするの」
「あーあれか…」

母はこのテレビでたまにできるゲームが大好きでたまにやっている。何でもポイントをためて賞品をゲットしたり、タイミングを合わせてジャンプしたり、じゃんけんをしたりといろんなゲームができるらしい。

本当はスマホでQRコードを読み込んだり、パスワードを入力したりで実際に懸賞に申し込めるのだけどそこまではやらないで手軽に楽しんでいる。

「２０２３年何か考えていることある？」
「まずは第一に家族の健康ね。感染症もまだまだ収まっていないし」
「私はよく言われるけど小さな幸せを数えるっていうのがいいのかなとかちょっと思ったりした」
「そう。それは大切なことよね」

少し話して母は台所へと戻っていき、私も部屋に戻ってぬくぬくした。

身近にあるものを小さな楽しみとして活用できる母の才能にはいつも驚かされるばかりだ。基本を守ることが大事だということを改めて母に教わった気分だった。

ネットを見ていたら今年はおひつじ座が１２年に一度の大幸運期とのことで湧いていた。そういえば私もおひつじ座なので、もしかして何かあるかもと思って少しわくわくした。

一日一日を大切に生きていきたいと思う。

２０２３年もどうかよろしくお願いします。
みなさんにとっての一年が素敵なものになりますように。