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セイントから始まるオクトーヴァー

ぼくがこの間この季節はあまりに切なく進行するためにホラーゲームの類があまりにも似合うとあまりにも心の底からお伝えしました。

これは「9月ってまだそこそこ暑いで」みたいなことを示しているとも言えるし、ホラーは夏という暑い時期に遊ばなアカンみたいなお考えから真っ向勝負するという、(ぼくの中では)革新的な考えだった。

こうして自分の考えに酔っていると、ぼくが普段(内容はよくわからないけど)見ている海外のYouTuberが「10月」をやたらと大切にしていることに気がついた。一例を紹介します。

こちらは自分の所属するMCNにいる別の人を書いたもの。

どうやら10月にMCNの絵をみんなで書きましょ~みたいなイベントだったみたいだった。アイラニさんは前も言いましたが絵がうまい。

ぼくは仮装の絵を書くことで最初ハロウィンみたいなものに敬意を評しているのかと思っていましたが、芸術の秋的なことだったのかもしれない。

で、別にこれに限らず―――つまりSNSにおける巻き込み型イベントとかではなく―――まさにホラーゲームを堪能している向きもあって、

前述したのは同MCNのインドネシア支店でしたが、こちらは英語圏支店の方々です。ロゴや絵まで発注して、10月をホラゲーで遊ぶ期間として定めている。方針としては週に2回もホラーで遊ぶみたいだった。

別に10月をゲームで遊ぶ強化月間として打ち出すだけならば同じようにTwitter上で宣言するだけで済むとは思いますが、完全に個人型ではあるもののイベントとして認識してもらいたい強い意志が伺える。

つまり英語圏支店による英語圏のリスナー層拡大のためのアプローチのひとつなんでしょうが(ああ、なんて現金で嫌な理解のしかただ)特段10月をホラーゲーム強化月間とすることに多分なんの違和感も持たない/持たれないからそうしているはずです。

ファウナさんは異様に透き通った声をしていて、スカイリムみたいなファンタジーゲームで遊んでいることが多いんですがホラゲに関わるイメージがなかった。

ここまで考えたところで、日本語圏とインドネシア語圏、英語圏における気温の違いについてぼくは全く何も考えずにいた事に気が付きました。

ぼくは夏にホラーで遊ぶことについて強く無関心でした。だから今である秋こそその寂しさとあれだけ暑かったのにいつの間にか景色も温度も変わっていて、自分だけ取り残された感じの大きな違和感がホラーゲームが演出する異世界相にまさにコミットするんちゃうかいなと強くPRしているんですが、あちらの国の方々も暑いうちのホラーが良いと思っているんだとしたら……

こと10月はきっとハロウィンと謝肉祭の影響が強いのだと思うことにします。とはいえそうなると今度はハロウィンや感謝祭?に対する捉え方も違ってきてしまうわけで、こちらではクソ寒い時期になんぜわざわざ奇天烈な格好で渋谷を荒らし回るのかと理解出来たりできなくても、あちらでは暑いさなかの仮装乱痴気カーニバルなのだと思えば多少は納得も……納得して良いのかどうかはわかりませんが、10月は彼女たちを見て平穏な気持ちになるのが良さそうに思います。






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