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冷食文化をけなす人々

ヘッダ画像をお借りしています。

昨日はヒルナンの悪習テコ入れをぼこぼこにしてしまいましたが、今日のヒルナンは経済活動の観点から希望に満ちていた。

https://note.com/fuuke/n/nc74e8e9ab6ab

火曜日ヒルナンデスの人気コーナーとしていとうあさこ、森口博子、島崎和歌子が3人で色々な店を歩くだけのものがあります。

題名は「本音トリオ」です。

なぜ本音なのかといえば、この三人が「忖度の出来ない性格」、あるいは「忖度しなきゃいけないような案件が回って来なくなったほどの業界実績がある」からでしょうか。

別にぼくはこの三人が忖度しないわけじゃないと思う。伊藤ハムを褒めちぎる宣伝に出演する。あさ子に限っては下積みが長いのでそうでもない気がする。

今回の舞台は横浜市都筑区にある冷凍食品専門店TOMIN FROZENでした。

ぼくはこれを見た時、株式会社テクニカンの特許申請物である凍眠に関係しているのだろうかと思いましたが、ヒルナン内では社名が出てこなかった。

上記セレクトショップ内リンクを見ればわかりますが、運営はテクニカンでした。

冒頭で経済活動に利するみたいなことを書いた理由は、ぼくが事前にテクニカン社長がインタビューに答える番組を見ていたためです。

そのインタビューではテクニカンは超絶画期的な冷凍方法技術を売っていて実に好評、大手かつれつ屋とかしゃぶしゃぶ屋がとっくの昔に入れていて、彼らが差し出す肉の中から血が出ていなければ間違いなく凍眠が使われているにも関わらず、彼らはおおっぴらにテクニカンの技術で凍らせた肉を解凍調理しているとは言わないという現実があると詳らかにされました。

先々週ぐらいのカンブリア宮殿です。

ぼくはそれを聞いて、市井の人々が冷凍を解凍して店売りに出されることへの抵抗が根深いものだと思うとともにテクニカンを実に不遇であると思った。

村上龍も、売買契約でそんなこと結んでいないんだから、テクニカンの実績としてこんな大手に技術供与をしているんだと言ってしまえばいい(大手食べ物屋さんの中には、テクニカンの冷凍技術を重宝しており実用しているにも関わらず、テクニカンの技術を使っていることを言いふらさないでくれとテクニカン側に言ってくる企業がある)と言っていた。

この悪習が招いた例(店では冷凍の解凍なんて出せない、味が落ちるから=ユーザも冷凍なんて食いたくない、という不文律)がヒルナンデス冒頭にも現れます。この本音トリオはまず冷凍なんて食えたもんじゃないと馬鹿にする。

もちろん冷凍が味落ちしない技術であることを織り込み済みの台本ではあると思いますが、ここまで冷凍食品に対する嫌悪感がこの国に根付いていることにぼくは驚いた。ぼくは馬鹿舌なのでどんな冷凍もまずいと思ったことがありません。

そのあたりをまた明日お届けしたい。お読みくださりありがとうございます。

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