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知らない映画なのに涙を流そう

ぼくはトウョウ・シャンディ・ランデヴというおうたを覚えなきゃいけない用事があって必死に覚えており、この歌についての考えを書いています。ヘッダ画像をお借りしています。

この歌は台詞調だったりつまりメロディがない部分が多様にあったりして、もしかしたら歌として変わってるのかも知れません。

だけどぼくは浅井健一とかThe Birthdayとかゆらゆら帝国を聴いて育っていたのも有り、そこまで台詞調のおうたに非コミットな感覚を持ち合わせていた自覚こそなかった。

だから世間では次第に台詞調の歌が流行りつつあるのだろうか、つまり王政復古の如く浅井や坂本慎太郎に再びスポットライトがあたるのだろうか?と思ったものの、トウキョウシャンティランデヴは女の人のボーカルなのでジャンルとして少し違う気がしてきた。

ぼくは普段女の人がボーカルの歌を全然聴かないので、どこか女ボーカルと男ボーカルを同一視しすぎるきらいにあるのかも知れない。こんな自分語りはどうでもいいと思うんだけど、女の人が聴く男ボーカルの意味と、男が聴く女ボーカルとなると世間的には意味がそれぞれ独特な感じになるのかも知れない。風に聞いても答えは出ない。

トウキョウシャンティランデヴはなんだか高橋留美子の著作のための歌であるらしかった。確かに、この外跳ね間のあるリズム隊(絶対正しい表現じゃないんだけどぼくは独学でしかしてこなかったのでわからない。BPM落として細かく分化すると三連符の集まりになるようなリズムのことです)は高橋留美子の漫画がメディア化された時にやたら偏重されてきたように思う。

例えば嘘っぱちのファンデーションも全部今夜のためよのあたりです。この鉄球がどんどん飛び交うようなドラムはらんま1/2のシャンプー然とした中華的な感じを思い起こさせる。エンドテーマで主役と茜がくっつくのかつかんのか、みたいなイメソンが流れて、シャンプーがちょっかい出してきてあちゃーみたいな感じっつってわかりますかね……

ぼくはらんま1/2をきちんと読んだり見たことはなかったんだけど、サイバーエージェントの気持ち悪い名前のインターネットティービー内の無料放送でらんま1/2の歌に特徴があることを知り、少なくとも高橋留美子的にノーサインは出なかった歌の曲調が「ああいう感じ」つまり今言った外跳ね感なんだろうなと理解した。

それが東京シャンティにも適用された。このリズムなら高橋留美子だろうと。もうもちろん全部ぼくの想像でしかないですけど。

ぼくはうる星やつらが発刊された当時は死んでいたんだけど、どういうわけか高橋留美子の本の中で唯一全巻揃えてしまった。何かの再放送で見たのがでかかったんでしょうか。くそみたいな生活のはけ口が再放送昭和アニメだったのかも知れない。うる星やつらとかパタリロとか。そこで深夜アニメに流れない俺かっこEとか言いたいわけじゃない。

だから話の内容を知っている。そこでトウキョウシャンティランデヴに視線を戻すと、歌の意味が少しわかる気がする。

ぼくは普段から色々な場所(この自分のアカウントだけだけど)で歌詞には何の意味も求めていなく、恋愛を歌い始めた瞬間にその歌の価値が下がるから恋愛をどうか歌わないでくれという趣旨のことを話しています。

だけど今回は歌を覚える必要があったのでどうしても歌の内容が頭に残ってしまう。シャ乱Qのズルい女の男盤みたいな感じかなとか。明日はそのあたりについてまたお話しましょう。あとかふの声もいいんだけどAZKiのカヴァーもいいんだよなみたいな話。

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