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「生産性を上げる」って、たまに話題になる。
ビジネスマン諸氏も、自分の生産性を上げたいと思っているだろうし、経営者の方々も、社員の生産性を上げたいと思っているだろう。

心理カウンセラーの僕からすると、生産性を上げる方法は、幸せになることだと思うんだよね。
ちょっと、何のことを言っているかわからないかもしれないけど。

人間に限らず、動物はすべて「快」を求め「不快」を避けようとする。
そのために行動をする、と言っても良いと思う。
これは自然の摂理なんだよ。

仕事をした結果、「快」が得られるということが分かれば、人間はどんどん仕事をするようになる。
こういう状態を作ることができれば生産性が上がる。

だけど、どうだろうか。
皆さんの会社はそうなっていますか?

仕事をしなければ、大変なことになる。
という恐怖を植え付けられ、それを回避するために仕事をしている、という人も少なくないのではないだろうか?

恐怖を回避するためにやる仕事は、回避できればいいだけなので、生産性がどうのとか関係ないんだよね。
だから、言われたことだけをやる、必要のないことはしない。
いわゆる、指示待ち人間になります。
指示通りにやっていればそれで恐怖を回避できるんであれば、それ以上やろうとしないよ。

仕事自体を楽しめる。
仕事の成果が出ると、何かとてもいいことがある。
自分が組織や社会に対して貢献できているという実感を得らえれる。
それが喜びになり、幸せを感じることができる。

そういう状態を作ることが、生産性を上げるうえでとても重要なのだ。

パワハラ上司では、部下の生産性を上げることは不可能。
なぜなら、恐怖を煽ることで部下を動かそうとするから。
部下は恐怖を回避するために仕事をする。
仕事自体に何の興味も楽しみも感じない。
ただ、怒られないためだけに仕事をする。
ただ、クビにならないためだけに仕事をする。
そんな社員の、生産性が上がるはずがない。

自分も、部下も、社員も、生産性を上げたいと思うのであれば、
仕事をすることによって、幸せを感じられるような仕組みを考える必要があるのだ。

自分がうつ状態に陥って、そこから這い上がってくる過程で考えたことなどを書いています。自分の思考を記録しておくことと、同じような苦しみを抱えている人の参考になればうれしいです。フォローとスキと、できればサポートをよろしくお願いします!