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先月読んだ中で1番のオススメ本を紹介!

僕は先月久々にちゃんと読書をできて5冊の
本を読んだのだが今日はその中で
1番良かった本を紹介したい!


この記事は2分で読み終わります。


先月1番良かった本は、、、?


ズバリ、こちら!

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「線は、僕を描く」という本!


こちらの本がテーマにしているのは


「水墨画」×「青春」


主人公である大学生の青山霜介が、
たまたま参加した展示場のバイト先で水墨画と
出会い水墨画の世界へと入り込んでいくという話

その中で、ライバルであり師匠の孫ある
千瑛(ちあき)との恋模様や、大学の学園祭の
描写も相まって青春ストーリーの色合いもある。


青山くんの水墨画家としての成長はもちろん、
人として成熟していく姿も見どころの一つ。



まだ見ぬ水墨画の世界


この本の1番の押しポイントは


水墨画の世界を体感できる


こと。


恐らく大多数の人が歴史の教科書くらいしか、
水墨画を見たことがないだろう。

でもこの本では水墨画の世界を壮大に描いている。

もちろん本なので文字しかないのだが、
想像力を膨らませて水墨で描く景色を
思い浮かべるのはとてもワクワクした。


水墨画の練習シーンも面白い。

水墨画では最初に四君子と呼ばれるものを練習する。
四君子とは蘭・竹・菊・梅の4つである。

この描き方を学べば、水墨画の
基本的な筆遣いや画法を学ぶことができるそう。

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特に主人公の師匠である湖山先生が、


「水墨画は蘭に始まり、蘭に終わる」


と言っていたのは印象的だった。

どの世界においても基本を極めたものが
物事を極められるのであろう。



ダンスと水墨画の共通点


僕はダンスを大学時代(というか今も)
やっていたのだが、ダンスと水墨画も一見
関係ないようで共通点がいくつもあった。


まず、どちらも「自然体」が重要なこと。


ダンサーの中でこの人上手いなという
思う人は動きがとにかく自然な人。

僕みたいな下手な人は、カッコよく見せようと
力を込めてしまい動きがぎこちなくなる。


水墨画でも湖山先生が、


まずは力を抜くことだよ。
力を入れることは素人にだってできる。


と言っていたがまさにその通りである。

どれだけ力を抜いて踊れるかが、
その作品の質を左右してしまう。



もう一つが、「こころ」を表現できること。

主人公の青山くんが終盤で水墨画が
自分の「こころ」を表現する一つの
方法に過ぎない、ということに気づいた。

だから、描く対象に向き合うよりも、
自分の心に向き合う方が大切だと気づくのである。


「こころ」をダンスでは「フィーリング」と呼ぶ。

これが音楽をどうやって表現
するのか大きく左右するのである。


そして、その瞬間に感じたフィーリングは、
その瞬間にしか存在しない。

だから、観客はその場でしか見られない
「生きたダンス」を楽しむことができる。


水墨画もダンスもそういった「偶発性」、
言い換えれば「サプライズ」的な要素が
その作品に深みを加えるのだろう。




いずれにせよ、心が洗われるような
美しい話だったので時間ある人は
チェックしてみてください!


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今日も一日お疲れ様でした😊
明日も良い1日を!


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