0から1が難しい。でも、価値がある

2020年6月19日 07:24

こんにちは。ヒロヤです。

何かを作り出すことは、とても難しいです。

ほとんどの人が、歳をとるにつれて「何かを生み出す体験」をしなくなっていきます。
それは日本の教育制度のせいなのか、社会の仕組みのせいなのかは分かりません。

でもきっと0から1を生み出す作業よりも、1から10にする作業の方が多い気がします。

1から10にする作業は、もう既に1という見本があり、それを繰り返していけばいつかは10になります。

そこには考えるという工程が少なく、誰でもできてしまうような作業が多いです。

僕はそれよりも、0から1を生み出す作業に価値があると思っています。

なぜなら、言葉通り0から考えないといけないから。見本がないから。

例えば、最近のスマートフォンは大体、iPhoneに似ているなと感じます。

ボタンの位置やFace IDなど、はじめにAppleが取り入れた技術を、他社がどんどん製品に取り込んでいる様子がわかると思います。

Appleが行ったのが0から1。他社が行ったのが1から10です。

どちらも正しいし、世の中に必要な作業です。でも僕はどちらかというと、0から1の方に魅力を感じます。

これから社会に出る上で、1を10にできる人材は溢れるほどいると思っていて、なんなら1を100にしたりできる人もいるかもしれない。

僕はそこそこ器用なので、1を50くらいにはできるかもしれませんが、それでも100にできる人には勝てません。

同じような人材になって、他人と同じような価値を生み出すこと。これも素晴らしいことなのですが、より良い人生にしていくためには勝負する場所を変えなければいけないと思っています。

0から1にする作業。自分で生み出した1は、自分だけのフィールドで、世間に価値を提供できます。

それが具体的になんなのかはまだぼんやりとしかわかっていません。でも自分の力で1を生み出せるよう日々積み上げていきたいです。

と、知識ゼロの状態から、大切なひとのために曲を作っている友人をみて感じました。

それでは。

拙い文章ではありますが、ここまで読んでいただきありがとうございました！

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