Futatsu:

被差別部落出身のFutatsu:による、大きな社会に小さな声を上げるアクションのかたち…

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被差別部落出身のFutatsu:による、大きな社会に小さな声を上げるアクションのかたち。 すべてのモノがそこに生まれたことを肯定できるように。 マイノリティもマジョリティも、みんなみんな。 そんな気持ち発信をつらつらと・・・

マガジン

  • 大きな声で「部落」を話そう!

    部落出身者はじめ、マイノリティについての語りの場「大きな声で”部落”を話そう!!」の開催情報やレポートなどなど。

  • 人が人で在ること。

最近の記事

生まれる場所を選ばなかったすべてのモノへ。Vol.1

noteを開いたのはいつぶりだろう… この前に開いたのはアカウントも忘れてしまうくらい前。 続けるって難しい… フリーペーパー「生まれる場所を選ばなかったすべてのモノへ。」 順調に気まぐれに不定期に発行していて、現在Vol.4を制作中。 最初は自分たちで印刷していましたが、印刷作業が思いのほか手間なので、Vol.3はとうとう印刷を外注しました。 Vol.1はもう刷り増しせずにWEBで公開してしまえ!ということで、掲載文章(ちょっとしたエッセイみたいな?)をこちらにドドンと載

    • 今回はオンラインで!大きな声で"部落"を話してみた!!

      noteに上げることをサボっていましたが、先日8月1日(土)に「大きな声で″部落”を話そう!!Vol.2」(←クリックするとFacebookのイベントページに飛びます)を開催しました。 その名の通り、でかい声で「(被差別)部落」のことおしゃべりしようというイベント。 3月にVol.1を開催し、3ヶ月に1回くらいできたらなーと思っていたけど、コロナの影響でできずにいました。 そして、オフラインとオンラインの同時開催でやろう!と決めたのは6月中旬。 でも、その後まただんだんとコ

      • フリーペーパー(のようなもの)「生まれる場所を選ばなかったすべてのモノへ。Vol.1」を発行しました!!

        しばらくnoteを更新していない間にフリーペーパーのようなものを発行してみました。 素人が作ったA3の紙1枚の簡素なものですが、ショートエッセイ?のようなものを載せています。 私は被差別部落出身なので、部落への偏見のある言葉を聞くととても居心地の悪い気持ちになります。 それと同時に、その言葉を発した相手が、部落のこともそこにルーツをもつ人のこともよく知らない様子で、遠い存在に感じていることを感じざるを得ないことがあります。 私自身もどこかで誰かや何かに偏見を持っていてること

        • 夫が餃子の皮を作っている間に、妻はリバティおおさかに行ってきた。

          今日で閉館した、大阪人権博物館(リバティおおさか)。 お昼のテレビのニュースで「本日で閉館の・・・」とやっているのを見て 私「行きたかったなー」 夫「行ってきなよ。今から。今日で閉館でしょ?」 でも緊急事態宣言解除になったばかりで混雑している場所は避けたい・・・ 混んでる?混んでるよね? 昨日行ったという方に聞いたら「めちゃ混んでた!!」と。 リバティおおさかに電話で問い合わせたら「今のところ混雑って程じゃないですよ。距離をとって見れるくらいです。」と。 夫「だから行けって

        生まれる場所を選ばなかったすべてのモノへ。Vol.1

        • 今回はオンラインで!大きな声で"部落"を話してみた!!

        • フリーペーパー(のようなもの)「生まれる場所を選ばなかったすべてのモノへ。Vol.1」を発行しました!!

        • 夫が餃子の皮を作っている間に、妻はリバティおおさかに行ってきた。

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        • 大きな声で「部落」を話そう!
          3本
        • 人が人で在ること。
          0本

        記事

          大きな声で″部落″を話してみた!!  ~遅くなってごめんなさい~

          「なんで小声なんだよ、クソッ」 人々が「部落」というワードを口に出すとき、小声になることをそう思っていたので、大きな声で「部落」を話す集いをしてみました。 (注:「クソッ」という思いは、小声で発した相手にではなく、小声で話す雰囲気の社会に対してです。) すでに1ヶ月近く前、3月14日(土)大津市内にて「大きな声で部落を話そうVol.1」と題して開催したこのイベント。 大声で「部落」を話したったどーーー!!! 部落出身者もいれば、そうでない人もいて、部落ならではの文化のこ

          大きな声で″部落″を話してみた!!  ~遅くなってごめんなさい~

          わからないことだらけだから、いろんな人と話したい!!知りたい!!広げたい!!

          こんばんは。 Futatsu:のふたつめです。 noteが進んでいない・・・ この前書いてからだいぶ空いてしまった・・・ ①ルーツについて子供に伝える理由前回も書いたとおり、いつか息子に自分のルーツの話をしたいと思っているふたつめ。(前回はこちら) そんなことをひとつめさんと話していたら、 「なんで伝えたいの?」 とひとつめさん。 まず大前提として、いまだにある部落出身者への差別や、部落への偏見、それは触れずにいれば自然となくなるし、その時を待つ(寝た子を起こすな論と言い

          わからないことだらけだから、いろんな人と話したい!!知りたい!!広げたい!!

          カミングアウト

          futatsu:の私たちは滋賀県在住ですが、ひとつめさんは関西出身。 私ふたつめは関東出身。 中には何かのタイミングで自分が生まれ育った地域が部落と知る人もいるけど、私たちの場合はいつ知ったとかなく、自然とそこにあるものとして育ちました。 被差別部落出身であることは悲観することでも楽観することでもなく、 ただただアイデンティティなのです。 でも大人になるにつれてその捉え方はちょこっと変わってきます。 ひとつめさんは、自分が部落出身であることを打ち明ける人は選んでいます。 私

          カミングアウト

          生まれる場所を選ばなかったすべてのモノへ。

          はじめまして。Futatsu:です。 Futatsu:はユニット名で、今のところふたりです。 ふたりだからFutatsu:。 もうひとり増えたらMittsu:.になるかもしれない。 そんな可能性を秘めたFutatsu:なのです。 私たちは出会って1年経って、お互いが被差別部落出身だと知りました。 日常生活で時々やってくる部落出身が故の居心地の悪さ、生きづらさ、しんどさ。 当たり前になってたけど、「部落問題のこと、なんかしたくね?」となり、なんかすることに。 なんか・・・な

          生まれる場所を選ばなかったすべてのモノへ。