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今回はオンラインで!大きな声で"部落"を話してみた!!

noteに上げることをサボっていましたが、先日8月1日(土)に「大きな声で″部落”を話そう!!Vol.2」(←クリックするとFacebookのイベントページに飛びます)を開催しました。

その名の通り、でかい声で「(被差別)部落」のことおしゃべりしようというイベント。
3月にVol.1を開催し、3ヶ月に1回くらいできたらなーと思っていたけど、コロナの影響でできずにいました。
そして、オフラインとオンラインの同時開催でやろう!と決めたのは6月中旬。
でも、その後まただんだんとコロナの感染が拡大していき・・・結局オフラインでリアルに集まるのはやめて、Zoomでのオンラインのみで開催し、16名の方にご参加いただきました!

今回は当事者ではない方の参加が多く、「よくわからないけど参加してみたい!」「ちょっと興味あるかも~」と思ってもらえたのはとてもうれしいことです!
ある参加者の方は「"部落"って話題には出してはいけないと思っていたから、タイトルにひかれて参加しました!」と(笑)
タイトルが刺さってくれてよかった!(笑)
またある参加者の方は「部落の近くを通ると、『ここ部落やで』って情報をくれる人いるけど、なんのための情報共有なんだろ?」と。
話題には出していけない空気と、あやふやな情報だけ出回る社会の中で、語られることがなく偏見が残る・・・やるせない気持ちになります。

そもそも、なんでこのイベントをしようと思ったのか?

5か月前「わからないことだらけだから、いろんな人と話したい!!知りたい!!広げたい!!」の記事の中で、とにかく堂々と大きな声で部落の話ができる場を!!てな感じで書きましたが、このイベントをしようと思っているワケはちゃんとあります。

①どこか生きづらさを感じている人が吐き出せる場にしたいから。
②「被差別部落」のことをあまり知らない人が、知るきっかけにしてほしいから。
③当事者とそうではない人が一緒に話すことで、お互いを理解できたらと思うから。

要するに、ただただ自分の経験から、「しんどかった時にこんな場所があったらよかったな」「こんな風に話が出来たらな」「知ることで偏見が少しでもなくなればな」という想いで始めました。
自助グループというわけではなく(でも自助グループの要素もあり)、勉強会というわけでもなく(でも勉強した感もあったりなかったり)、気持ちや考えていることや現実の解り合いの場として、みんながお互いを尊重し合える社会へのひとつの切り口として考えています。

しかし、今回は反省点がたくさん(T_T)

反省・・・モリモリたくさん・・・ほんとに・・・
前回は部落問題について主催者より詳しい参加者が多くて、「被差別部落ってなに?」「今ある部落差別って?」的な前置きは必要なく、ただひたすらに「話す」「聴く」の繰り返しでした。
今回も同じように考えていたのですが・・・今回は参加者の層がとっても広かった!!!
なので、前置き的なやつしたらよかった・・・と反省。
次回からはまず知って、話して、考えて・・・ともっとステップを踏めるような内容にするか、それともイベント自体をいくつかに分けるか、まだ考え中ですが、反省とアップデートをしながら続けていきます!

そして、毎日新聞さんに掲載していただきました。

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この記事を掲載していただくにあたり、毎日新聞さんで、記事が中傷の起因にならないように、とても内容を考慮してくださいました。
そもそも、問題に取り組む新聞記事が中傷に繋がることを考えないといけない社会に悔しさも感じます。
でもそれが現実です。
丁寧に、でも無理はせず、向き合っていこうと思ったのでした。

次回はどのような形でいつの開催になるか検討中ですが、イベントは続けていきます。
活動も続けていきます。
私たちはここにいます。

ご興味のある方、ぜひ次回お待ちしています!

MAIL⇒ futatsu2020@gmail.com

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