ひとり遊びと大人数ワイワイ(日記)

 昼休みだ。日記を書く。
 人と遊ぶのも一人で遊ぶのもすきである。昨日と似たような話だ。

 昔から、というか特に昔であれば昔であるほど、人と遊ぶのが苦手な子どもだったので一人で本を読んでいた。小学校の昼休みはいつも自席で本を読んでいた。中学になると、まあだいたい同じだ。高校は勉強をしていた。えげつない量の課題が出る学校だったからだ。高校はみんなそんな高校に来る奴らばかりだったので、特にそれでクラスで浮くってことはなかった。むしろ予習ができてない方が浮いていた、私のことである。
 さて、今の私は買い物も、映画も、お芝居やコンサート、ライブ、食事もカラオケも一人で行く。焼肉くらいなら混雑を避ければいける。おひとりさまとかソロ活とかいう言葉があるけれど
特段そんな呼び方をせずとも、過ごしたいように過ごすだけである。
 反対に、誰かと一緒の方が気を遣いあったり、お互いに流派が異なったり(私は焼き鳥はぜんぶ塩派だ)、人と人との間の摩擦みたいなものが起こるので過ごしにくい場合もある。

 でも、摩擦が起こるのが楽しいときもある。あるいはなぜか摩擦の少ない相手もいる。多少の摩擦を、興味深く思って笑って缶チューハイを酌み交わせる相手なんてのはとっても貴重である。
 反対にどれほど上等なお酒を出されても、摩擦を減らすことに心を砕いては味も香りもあったもんじゃない。上司などのことである。
 これは相手との相性もあるし、その日の私の気分もある。体調、天候、昨日の残業を引きずっていること、一昨日観た映画が合わなかったこと、などなどのせいで人と会いたい日もあるし、会いたくない日もある。

 そこはバランスなので、なんとかバランスを取りながら暮らしている。先週はよく人とやり取りをしたから、今週は少し控えるとか。ほどほどのところで付き合いをするのも私にとっては相手を大事にすることかな、と思う。なにせ私と友人をやってくれる友人たちである。大事にしよう。

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