【23卒】関西出身の私が、新卒で札幌の会社に就職してみた
23卒でフュージョンに入社したタワキです。4月から早2か月半。生まれ故郷関西から見知らぬ土地札幌での新生活とIターン就職した社会人生活を送っています。今回、私が入社した経緯や就職活動時を振り返り、フュージョンに関心がある方や道外からの移住を考えている方の一助になればと思います。
なんで関西の私がフュージョンに?
私が就職活動するにあたって軸としたのは以下の2点でした。
・データを扱う仕事に携わりたい
・夏の涼しさや豊かな自然環境の近くで生活したい
1点目の「データを扱う仕事に携わりたい」については、私は大学では社会学を専攻しており、量的データによって格差や不平等を明らかにする社会階層論のゼミに所属しておりました。ゼミでの学びの中で、
・データ分析を通して社会が明らかになること
・格差や不平等が生じる理由やその背景にどんな人がいるのかを想像する
こと
の面白さを感じ、今後はデータを扱う業務に携わりたい、またその分析を踏まえた何らかのアウトプットも行いたいという思いが強くなりました。
2点目の「夏の涼しさや豊かな自然環境の近くで生活したい」については、私は以前京都に住んでいましたが、夏のジメジメとした暑さに毎年辟易していました。また社会人生活を営むにあたり、ある程度の都市規模はありつつも自然が豊かな環境で公私充実した生活を送りたいという思いもあり、それまで何度も訪れていた北海道へのIターン就職の関心が高まりました。
フュージョンとの出会い
この2つの軸で就職活動を進めていました。企業探しは大手就活サイトで探す一方で、検索エンジンに「北海道」「データ分析」「新卒」etc、、、と打ち込んで調べていきました。いろいろなWEBページを見ていく中で、Wantedlyやジョブキタにて現れたフュージョンという会社が徐々に自分の探す条件に合うのではないかと興味が沸いてきました。
そうして参加したフュージョンの説明会。
人事の方が説明する「マーケティング」「CRM」「DM」といったこれまで馴染みの薄い言葉に戸惑いながらも、「クライアントの売上データの収集と分析に長けている」「データに基づいたクリエイティブ施策に取り組んでいる」との説明に一気に入社意欲が高まりました。
というのも、これまでの就職活動を通して世の中には分析を行う会社がたくさん存在することは分かっていました。しかし、分析からその後の施策立案と実行まで担うことのできる会社は、私が知る限りフュージョンだけだったからです。
次に待ち受けるのは面接です。
私はそれまでの面接で、伝えたいことを伝えてもなかなか結果が実らず、苦しんでいました。フュージョンの面接はというと、カウンセリングのような和やかな雰囲気で面接が始まりました。ですので、志望動機やガクチカや自己PRといった話すと決めていたことの他にも、北海道旅行での楽しかったことや自身の足りない経験や課題としていることも自然と話すことができました。特に足りない経験や課題を話した後、そのまま次の質問に移らず「大変だろうけど頑張ってください」との言葉を頂いたのは面接では初めての経験だったので、あたたかい会社だと驚きました。
その後も堅苦しくない雰囲気で面接を行っていき、対話を通して互いにマッチングを図りながら選考が進んでいくのが印象的でした。
入社後に驚いたこと
業務範囲が広い
フュージョンは戦略策定から施策の企画・実施そして効果検証まで一貫してクライアントのCRMの支援を行っています。8つのチームがあり、それぞれ行っている業務や求められる専門性は異なります。私が想像しているより業務範囲が広く、驚きましたが、入社後すぐに始まる新卒研修ではみっちり3カ月半にわたり各部署を移りながら研修を受けていくので、それぞれの領域が一体となってクライアントを支援していると知ることができます。この全部署を回る研修は新卒ならではの特権でとても勉強になります。
DMは奥が深い
16年連続で全日本DM大賞を受賞しているフュージョンですが、恥ずかしながら入社するまで詳しく知りませんでした。ですが研修の中で、DM施策のために現状を分析し、どのターゲットにどんなコンセプトでどんなコンテンツで送付すると効果的であるか、さらに送付後は反応を見て改善に回していくことを知りました。
フュージョンのDMは目を引く斬新なデザインのものもあれば、一見何の変哲もないように見えるものまで様々です。全てのDM施策はプロによる緻密な戦略・理論に基づいて作られており、見た目がすべてでないと知ることができたのは大きな学びです。
チョコでテンキーを模した目を引くデザインですが、クライアント企業のコンセプト、予算、受け手の意見等を加味した結果、自然と導き出されたのがこのデザインでした。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
一見何の変哲もないように見えるDMですが、顧客の購買行動や分類を行った結果、投資利益率は前年比で1.25倍に。見た目だけでない地道な戦略策定やリサーチ作業も、効果的なDM企画には必要です。詳しくは、こちらのページをご覧ください。
社内の雰囲気
フュージョンはこれまで中途入社が多く、新卒の人数は多くありません。そのため、新卒で入られた方含め、先輩は皆さんとても良く気にかけてくれます。食事に誘っていただいたり、初めての一人暮らしの生活で困ったことにとも答えてくださるので、安心して一人暮らしを歩むことができます。
北海道での生活
さて、そんなこんなで社会人生活を営んでいますが、日々の生活でも驚いたことがたくさんあります。
食事
言わずもがな、食の宝庫北海道です。
①野菜
家の近くに数件八百屋さんがありますが、どこも安くておいしい!
特に感動したのはアスパラガス。手の親指くらいの太さがありますがとても柔らかく、さっと炒めて塩を振って食べると甘さが引き立ちます。他にも本州では見かけない野菜があるので、店主においしい調理方法を教わりながら、自炊生活を楽しんでください。
②米
一昔前までは北海道のお米は「やっかいどう米」なんて言われていたそうですが、研究者や農家さんたちの努力によって本州と変わらない美味しいお米が食べることができます。ちなみに私はひと月に7.5キロ消費しています。
③水
私が驚いたのは札幌市の水道水が冷たく、おいしいということ。調べてみると、昨年6月の東京の水道の水温は18~23℃、京都は約24℃なのに対し、札幌では8~14℃とのこと。茹でたうどんも氷水を使わなくても水道水で締めるだけでキリっと冷えてコシが生まれます。もちろん、お米もおいしく炊くことができます!
自然・気候
なんと北海道は東京都に次いで、都市にある公園数が全国2番目に多いそうです。私が暮らす札幌市の家の近くにも公園がたくさんあります。
自宅から20分ほど自転車を漕げば着く円山公園。ハイキングができるほか、神社や広い公園があり、気軽にリフレッシュできます。
また、期待していた涼しさですが、6月現在とても心地良く過ごしています。気温が高くなる日もありますが、湿度が高くないのでカラッとした暑さで木陰に入れば心地よくクールダウンできます。日陰や天気によってはまだまだ半袖では肌寒い日もあります。
これから夏、秋が過ぎると、冬が来ます。北海道の冬はまだ経験していないのでどうなることやら…楽しみです!
さいごに
就職活動中の皆さんは悩むことがあるかもしれませんが、自分のペースで就職活動を進めてみてくださいね。
私自身も新卒年1目かつ移住1年目で、まだまだ新しい環境での生活に不安を感じています。変化や不安の中でも自分自身が成長していけるように頑張りたいと思います。
札幌での生活や札幌で働くことに興味を持たれた方は、ぜひ一度当社の他のnote記事やHPを見たり、説明会にご参加ください。