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混ぜるな危険を理解しよう

もうすぐ今年も12月になりますが、
直近半年で14回も研修講師やパネルディスカッション、講演など
人前でお話しする機会がありました。

当社の事業ドメインのひとつに教育支援事業がありますが、
この数年の引き合いからマーケティング思考や
CRMを学ぶニーズが高まっていることを強く感じています。
マーケティングに興味を持ち学ぶ人が増え、
マーケティングの仕事に就く人が増えるほど、
当社が支援する機会も必ず増える
と考えています。

遠回りかもしれませんが、大事な事業だと思っています。
実際に、研修受講からご縁を頂き、伴走支援しているクライアントも多いです。
また、私個人だけではなく当社から講師ができる人を増やすことも
社員一人一人の成長のための大事な教育だと思っています。
社内プレゼン・勉強会講師、WEB寺子屋の師範代をする等
機会を生み出し、講師ができるメンバーをこれからも増やしていきたいです。

さて、表題の件。
最近、社内で「混ぜるな危険」という言葉をよく使っています。
フュージョンは混ぜる(融合)が得意な企業ではありますが
混ぜるな危険なことも仕事の上では存在します。
代表的なものには下記などがあります。

■「事実」と「意見や感情」を混ぜること

自分の意見や感情と事実を混ぜて話をしてしまうことは
ビジネスでは致命的です。

誰が言ったかわからない報告をされた際に、
あの案件はダメだ、難しいといった報告を受けることがありますが
「あなたの推測や感想の前に、どういう状況で誰が何と言ったか事実を教えてください」
と聞き返すことがあります。

事実は正確に共有して、その上で感想や所感を述べないと
1人の意見でミスリードをしてしまいます。

■「短期的な話」と「長期的な話」を混ぜること

短期的な課題と、長期的課題を混ぜると
今やらなくてはならないことがわからなくなり、
優先順位も付けられなくなります。

短期的な改善の話をしているのに
「そもそも条件が~」「相手側の担当が~」
といった話で問題は解決できないと話す人は
大抵問題をうやむやにして先送りにしがちです。
では、今この瞬間に貴方は何も行動することができないの?と思ってしまいます。

「今できることと、今後やっていくこと」を分けて議論共有できると
建設的で動きやすいと思っています。

■「変えられること」と「変えられないこと」を混ぜること

自分は自分次第で変わることはできるが、他人を変えることは難しい
と教わったことがあります。
市場や社会、周りの環境など
簡単に変えられないことを問題と決めつけてしまうことは
職場の改善や課題解決を考えることができない人になってしまいます。

外部環境や内部環境を理解した上で、
今自分ができること、変えられることを考え行動する。
相手に過度な要求をしたり、自分の想い通りに変わることを強要したりすると逆に相手は頑な態度をとって硬直してしまうことはよくあります。

混ぜるな危険を理解して、日々の発言や行動を大事に改善していきたいですね。

最後に写真には今年の春にフランクフルトでたまたま気になり
購入したマスタードの瓶です。
日本でマスタードは2~3ブランド程度しかないのですが、
このマスタードは今まで食べた中で一番美味しくて
感動したのですが食べきってしまいました。
現地に行かないと買えないようです。
ラベルを覚えておいて、いつかまた購入できる日を
楽しみにしたいと思っています。

Think out!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。


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