13:日々の積み重ねの強さ
こんにちは、yuyaです。
今回の記事では、特別な才能のない私が努力を積み重ねる方法について記事にしていきます。
目標が高すぎる
皆さんには夢があるでしょうか。
私にはありませんでした。
なぜなら、はなから達成できないと諦めていたからです。
打たれ弱く、精神的に軟弱な私は、一つのことをやり遂げるという達成感を味わったことがありません。
だからこそ、自分には何もできないと諦めていたのです。
ですが、このような考え方でも続けられる、目標の達成方法がありました。
効果的だと感じましたので、皆さんにシェアします。
こちらの記事の作成者は私なのですが、実際に読んで学びがあった本を紹介しています。
紹介している書籍「小さな習慣」は、私自身の弱みである継続力のなさを解消するものでした。
具体的には次のステップを踏みます。
・目標を設定する
・目標の最小値を設定する
・実行する
これだけです。
この中で皆さんの疑問符がつくのは、目標の最小値でしょう。
例えば、「野球が上手くなりたいという目標があるのならば、毎日バットを持つ。」
というような考え方です。
よくある日課として「毎日バットの素振りを100回する」など、日課自体にも効果が高そうな数値が設定されることが多いですが、このような日課は、続ける上でハードルが高いのです。
私のように意思が弱いと、続けることができなかった日には落ち込み、次の日から日課をやらなくなってしまう。なんてこともあるでしょう。
「バットを持つだけ」ならいつでもできます。振らなくて良いのですから。
この日課のもたらす効果は、継続し続けること、習慣化することです。
人間というのは不思議なもので、野球をやったことのある人ならば分かるかもしれませんが、バットを持つと必ず振りたくなります。
バットを持った段階で日課は達成しています。その後どんなに振ろうと自由です。
目標と同じスタンスをとることを日課にすることで、自然と努力できてしまう、というのがこの書籍で学べました。
目標と同じスタンスというのは、
野球であればバットを構えること、マラソンなら靴を履くこと、筋トレなら一回腕立てすること、読書なら一文読むことなど...
特に読書は分かりやすいのではないでしょうか。
「一文読んだら、区切りのいいところまで止まらなくなってしまいそう。」
そうは思いませんか?
その感覚を他の分野でも使うのです。
初めから「本を毎日一冊読む!」と意気込んでも、続かない未来がすぐそこに見えます。
そこが目標であるならば、本を読むこと自体を入り口にしてしまい、日課をすぐ達成できるものにして習慣化してしまうのです。
これならば、「今日は一文でいいや」となってしまう自分がいたとしても、責める必要はありません。
日課は達成しているのですから。
とにかく毎日
続ける力というのは本当に大きいです。
私自身、「文章を書く」という日課を、毎日続けてきました。
効果は絶大で、自分の頭の中を表現することが上手くなったように感じます。
もともと私は喋るのが大の苦手です。
家族ともいまだに上手く話せません。意見をうまく伝えられないのです。
今お付き合いしている女性がいるのですが、彼女と話すのにも毎回緊張してしまいます。
身近な存在にもうまく接することができないのですから、私は困り果ててしまいました。
そこで、自身の表現方法として、文章を選択しました。
ゆっくり考えることができますし、何より楽しいのです。
気持ちを伝達する方法として文章は少し遠回しですが、頭の中を整理して考える習慣を付ければ、実際に話すことも上達するのではないかと考えています。
文章を書くことの習慣化として、私の最小値はPCの前に座ること、もしくはスマホでグーグルドキュメントを開くことです。
その行動で日課は達成ですが、そうすると何か文章を打ちたくなる、そんな衝動に駆られます。
習慣とは何も考えなくともできてしまう行動です。
例えば歯磨きをしたり、お風呂に入ったり、
「しないとなんか嫌だ」
そんなところまで日課を持っていくことができると、その力は大きなものになります。
私自身、ライターとして活動し始めてまだ日が浅いですが、副業として大きな力を持ちつつあります。
もちろん仕事でなくとも、日々の暮らしの中で日課が占める役割はとても大きいでしう。
新しい習慣ができれば、それを維持するために生活が変わります。
今までは日課をこなすために時間を作っていたのですが、
日課が日々のスケジュールに既に組み込まれた上で、生活するようになります。
どのような効果を生むと思いますか?
それは新しい発見です。
私自身は毎日文章を書き続けたことで、多様な表現方法や、文章構成、
情報発信としての文章のあり方など、今まで気付くことのできなかった視点を得ることができるようになるのです。
上記した野球の例で言えば、素振りを習慣化してしまえば、次のステップとしてボールを打つことに視点が切り替わるでしょう。
そしてより一層、良い素振りとは何かを考えることができるようになるのです。
これが継続の力です。
といっても、皆さん毎日続けられている趣味や勉強があることと思います。
ですから、何か新しいことを始めようと思った時、何か続かなくて悩んでいる時、
「目標を最小値で考える」
ぜひ、実践してみてはいかがでしょうか。
つづく