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2021年シーズン振り返り「道具編」

皆さんこんにちは!
最後の振り返り、道具編。
そういえば、日本選手権のレースレポートに使用機材載せてなかったなぁというのに気付きました。
今回は、機材の中でも特に理由があってそれを選んだ物だけをピックアップします。

ヘルメット

ヘルメットはOGK KABUTO様よりご提供いただいたものです。
17年の競技歴の中で様々なヘルメットをかぶりましたが、その中でもAERO R1 CVTRとIZANAGIは郡を抜いてフィット感、かぶり心地、軽さが良いです。

OGK KABUTO「AERO R1 CVTR」☆提供品
OGK KABUTO様よりご提供いただきました。こちらは日本選手権でも使用しました。空力に特化したモデルなので、暑さが問題ないレースではこのヘルメットを被るようにしています。頭というのは一番風を受ける場所なので、底の空力を改善させることはスピードアップに最も効果的なのです。


OGK KABUTO「IZANAGI」☆提供品
OGK KABUTO様よりご提供いただいたもう一つのヘルメット。こちらは主に練習時に使用しています。IZANAGIはAERO R1よりも、通気性と冷却機能にフォーカスしたモデルです。主に夏場の仕様を想定しているので、暑いレースの際はこちらを利用させていただくようにするつもりでした。通気性にフォーカスしているとは言え、空力を落としているというわけではなく、非常に使い勝手のいいモデルです。
軽さもあって、長い練習の際は重宝しています。


バーテープ

OGK KABUTO「PRO-FIT BAR TAPE BT-06」 ☆提供品
実はというのも変ですが、私、バーテープには結構こだわりがあります。そんな中で、このPRO-FIT BAR TAPE BT-06は、私が譲れないポイントを全てクリアしてきてくれた信頼のモデルです。
まず、薄いこと。そして濡れた手で握っても滑らないこと。この2点を私は重要視しているのですが、初めてこのモデルを使用した時、驚きました。
「これが俺の求めてたバーテープだー!」って笑
とくにショートのトラアイスロンはクリテリウム方式のコースが多くコーナーが多数存在するので、ハンドルを強く握る機会が多いです。そんな中でダイレクトな握り心地というのはバイクコントロールの上で一番重要だと思ってます。
おすすめの一品です。


バイクフレーム

Bianchi 「oltre XR3」
試乗会か何かで触れたときから「いつか乗りたい!」とずっと思っていたバイク。
昨今流行りのバリッとしたエアロフレームではないし、特別軽いわけでも、めちゃくちゃ進むわけでもない。
けど、なぜか進む。乗れば乗り込むほど前に行く。
「自転車ってこういう乗り物だろ?」っていうのを教えてくれるような、乗っていて楽しい自転車。
もちろん速い。
さすがは創業130年越えの老舗。
ちなみにチェレステカラーにしたのは、集団になっても目立つから。
「あ!大あそこに居る!」って笑

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ハンドル

3T「SUPERLEGGERA PRO(400mm)」
ハンドルは大手3T。理由は単純、「アルミハンドルの中で一番軽いから」。 
420mmで250gは他のアルミモデルよりも一段上を行く軽さ。選出理由はそれだけです。
なぜカーボンではなくアルミなのか?については、トラアイスロンってトランジッションとかで、割と自転車を丁寧に置けない局面が多く、カーボンだとそういうちょっとした時にヒビが入ってしまう危険性があるため、それが嫌でアルミにしました。
来季は380mm使ってみたい…。だけどSUPERLEGGERA PROに380mmって無いんですよね…。

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タイヤ

Vittoria「CORSA speed」
これはこだわりました。何にって「軽さ」です。
それだけ。チューブラータイヤの中でも群を抜く軽さと直進性を持つCORSA SPEED。TT、ヒルクライム用と言われる通り、軽さ以外のすべてをを削ぎ落としたようなステータス。耐久性もグリップも他メーカーの方が勝ってます。
ですが、私のレースはたった40km。
たとえ一晩で空気が抜けるような耐久性だったとしても「軽さこそ正義」なのです。
コスパが悪いのが玉にキズですが、致し方なしか…。

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レースウェア

Z3R0D「oSUIT」
プロ化して何を使うか一番最初に決めた機材がレースウェアです。
それくらいZ3R0D着てみたかった。
寿命が短いウェアとも言われますが、だからこその性能。
スイムで水を切る感じはもちろん、スイム特化型ウェアにありがちなバイク・ランの動きを阻害してしまう締め付けが、Z3R0Dにはありませんでした。
担当の方が親切で、私のTFロゴ貼り付けを提案してくれたりと性能面だけでなく「舞台衣装としてのレースウェア」という観点も持たれているすごい方。
フルヤマオレンジ好評です。いつもありがとうございます。

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ランニングシューズ

ナイキ「ヴェイパーフライ」
レースシューズ。流行りのカーボンシューズを一通り試した末に、辿り着いた1足。色々履いてわかったのは、「どこのメーカーの完成度が高い」のではなく「メーカーごとに個性がある」こと。
合計点数は同じで、得意分野が違う感じ。
私の走りにはヴェイパーフライがマッチした。それだけ。

HOKAONEONE「RINCON2」
ジョグシューズ。今シーズンは練習の8-9割がジョグだったので、日本選手権を迎える頃には、靴底は擦り切れてぺったんこになってしまっていました。
それくらい履き潰せるシューズ。
ここまでガッツリとジョグに振り切ったシューズを買うのは初めてでしたが(大体、スピードシューズと兼用)買ってよかった。
来シーズンはちゃんと買い換えよう…。

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バイクシューズ

BONT「Riot TR+」
学生時代に初めて履いて、その硬さに惚れ込みました。踏んでも力が逃げる感じがない。更に細かい部分では、マジックテープが外向きに付いているので、乗車後に履くときに邪魔にならずすぐ履ける。
コンマ何秒の差かもしれませんが、その差が集団を分けるのがトライアスロン。
カラーも豊富でお気に入りのモデルです。
ちなみに熱成形することができ、熱を加えることで自分の足型に微調整できます。

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サングラス

OAKLEY「EVZero™ Blades」
オークリーのセールで買ったサングラス。バイクで前傾姿勢をとったときに、上フレームがちょうど進行方向の視界とかぶってしまうのが悩みで、耳のフレームのみのモデルを探して買いました。
軽いし、視界も広いし、ズレないので、重宝してます。
ただ、固定力が若干物足りない…。
構造上仕方ないんですけどね…。

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こんな感じで、今シーズン終了時点ではこれらのアイテムが一番しっくり来ている感じです。
揃えるにあたって、様々なご助力をしてくださった関係者の皆様、有難うございました。今後とも宜しくお願いいたします。
来季に向けてまた色々揃え始めなければなりませんので…。

というわけで、今シーズンの振り返りは以上になります。
長々と引っ張って3週間経ってしまいましたが、一通り振り返れてよかったです。
今季足りなかった部分も見えてきましたしね。

それでは!

トライアスロンーーー!!!🏊‍♂️🚴‍♂️🏃‍♂️🥇