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社長歴30年。古谷治子の軌跡

こんにちは。
人材育成スペシャリスト
古谷治子(ふるやはるこ)です。

ブログをnoteにお引越ししてから、ビジネスに関する記事をお届けしてきましたが、私の自己紹介をしっかりとお伝えしていなかったので、
今回は、社長歴30年の軌跡について書きたいと思います。

マネジメントサポートグループは31年を迎えましたが、ここ数年は新型コロナウィルスが世界中を翻弄し、仕事や生活はおろか人生の価値観までも変えてしまうような非常事態でした。

私たちの研修業界も「会わない、触れないのが安心」となった毎日で、ここ数年は、「人が人に教える」研修会社 はこれまでにない苦境を強いられました。ただ、そのおかげでオンライン研修も増え、全国各地の方から研修のお申し込みをいただけるようにもなり、今はコロナ前の状況に戻りつつあります。

何度も荒波を乗り越えて、この企業研修会社マネジメントサポートがありますが、私が事業を始めたときには、JAL や ANA、リクルート、 産業能率大学、日本能率協会などの専門学校は知られていましたが、研修会社は今ほど多くは存在していませんでした。
ビジネス研修はノウハウを培ってきた大手か専門学校の 分野で、個人や中小では手出しできない。そんな認識が当たり前だったころ、3人の女性スタッフとマネジメントサポー トを立ち上げ、最初は何もないところからの出発でした。

そもそもは挫折からのスタートでした。
私はTBS の人事部から中国新聞社を経て、転職活動するも 20 社以上から不採用。行き場がなくて焦る私を、一つのキャリ ア研修が救ってくれました。
「女性のキャリア形成研修」は当時まだ珍しいものでした が、登壇した女性講師の言葉に、「よし、明日からまた頑張 ろう」と復活の勇気をもらったのです。

気持ちが揺さぶられた瞬間は、仕事の芽を見つけるチャン スです。
【教育には人を変える力がある】そう考え、さっそくマナ ー講師のスキルとノウハウを学びました。思い立ったらすぐ 動くのも仕事の基本です。「女性には先天的に教える才能が 備わっている」という友人のアドバイスも背中を押してくれ ました。

学べる場所が少ないなら、作ればいいと、まずは個人事業 主としてセミナー事業をスタートさせ、賛同してくれる仲間 3人を見つけました。
一日ひとり 50 枚の名刺をいただくことを目標にしてスタ ートし、大手が回らない中小企業に足を運び、それぞれの企業が抱えている悩みに応えて研修プログラムを組み立てる というカスタマイズで独自性を切り開いていきました。

当初、講師の数はわずか 10 人ほど。徐々に増えてはいき ましたが、お客様からのご要望に迅速に対応するには講師の 数が足らない。ならば、自分で育てようと本格的に力を入れ たのが、マナーインストラクター養成講座です。

自ら育てた講師が所属講師となって活躍する、この強みとともにマネジメントサポートの強みとなったのが、古谷が経営者であり講師であることでした。

ビジネスマナー研修の講師として業界の先駆けとして名前を知っていただくため、経営を始めてからも登壇を続けま した。
教育の現場の空気を実感し、受講者の声を自ら聞く。この 現場感を研修プログラムと新たなコンテンツ作成に生かしてきたのです。

社会に求められる会社にならなければ、ビジネスは成立せず、それ以前に生き残っていけません。
創業から 10 年以上存続できる会社は全体の5%、企業が 成長できる寿命は 30 年と言われる中、「会社は絶対潰さない」というミッションを胸に邁進してきました。

ゼロからスタートした会社をなんとか30年継続させてきたので、これからも現役の講師兼経営者として走り続けますので、どうぞ企業研修会社マネジメントサポートをよろしくお願いいたします。



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古谷治子(ふるやはるこ)

株式会社マネジメントサポートグループ代表取締役社長
一般社団法人 日本講師協会代表理事

文京女子短期大学英文科卒業後、東京放送、中国新聞社で9年間の実務を経て人材育成コンサルタントとして独立。1993年、株式会社マネジメントサポートを設立。その後、株式会社リサーチサポート、株式会社マネジメントオフィス、株式会社マネジメントサポートグループを設立し、4社を経営。

企業の課題解決型研修が支持を集め、全国のシンクタンクを中心に4,000回以上の登壇を行うCS対応教育の第一人者。マナー指導者育成にも力を注ぎ、後進講師の育成にも力を入れている。東京商工会議所女性会理事、日本講師協会理事歴任。マナーやビジネス書を中心に著書は40冊以上。

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