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私が恋した喜界島#2喜界島上陸

喜界島へ出発の日。

いよいよ喜界島へ出発。
私の荷物は、手持ちでスーツケースとリュック1つ。洋服とパソコンなど貴重品を手持ちにして、あとは段ボール3つを送った。キッチン用品と本、仕事道具とか細々と。

重たいスーツケースをゴロゴロしてチェックイン。スーツケースの重量オーバー。人生初の超過料金をお支払い。これも経験。笑

羽田空港から鹿児島空港へ。南に行く飛行機は高校修学旅行の沖縄以来、南ウィングにドキドキ。胸躍らせ、いざ飛行機へ。派遣が決まってから実家にこもらせてもらっていたけれど、自分がコロナを持ち込まないかが不安で不安で祈りながら飛行機に乗っていた。

鹿児島空港到着。

次の飛行機まで約2時間、空港内探検。島に行くってことだけでドキドキ。心も頭もいっぱいいっぱいで、空港から外に出られなかった。
展望デッキからみえたのは、水のペットボトルで文字だけ見たことがあった霧島の山々。あの水はここから来ていたんだと思いを馳せてみたり。

緊張しすぎて早めに検査所を通ってから、中のレストランでカンパチ丼を食べた。甘いトロッとした九州醤油が美味しい。

 

お土産屋さんで初鹿児島、移住記念にさつま揚げと一目で惹かれたかわいい芋焼酎を購入。


鹿児島空港から喜界空港へ。


喜界空港へは、エアコミューターというプロペラ機にのっていく。左右2列ずつの小さな機体。

エアコミューター

到着までは約1時間。離陸から少しすると、桜島が綺麗に見えて感動。全てがはじめての景色、ずっと外を眺めていた。

窓からみた桜島

喜界島到着。


高度を落とし喜界島に近づいてみえてきた今まで見たことがない色の海。青というか緑というか…キカイブルーというらしい。島自体がサンゴでできている喜界島のまわりはゴツゴツした岩場みたいな地形が多い。そのゴツゴツの間にみえる水の色のグラデーションがとっても綺麗。 

窓から見た喜界島

着陸した滑走路は海のすぐ横。飛行機から降りるまでの滑走路を進んでいる間、もうどうしたもんか。本当に来てしまった。ワクワクが止まらない。

喜界空港

喜界空港はとってもちいさい。今までみた空港で1番小さい。機体から降りて、空港の建物へ徒歩で移動。預けた荷物は空港職員さんから手渡しでもらう。

空港から出ると、病院の職員さんが迎えに来てくれていた。車で家と病院の周りを案内してもらいながら、家まで送ってもらった。

ここから私の喜界島生活がはじまった。

わたし的、喜界島紹介。

日本の九州、鹿児島県。
鹿児島県本土と沖縄県の間にある奄美群島の北東部。
珊瑚が隆起してできた喜界島。
珊瑚の上で暮らすという物語のような本当の話。
今も年に数ミリずつ隆起は続いていて、世界的にみても速い隆起速度だそう。

山の中の岩場にも貝殻の跡


島は太平洋と東シナ海にかこまれ、分岐のモニュメントがある。海の境目があるなんて。東シナ海で泳いでいるなんて。ここが日本だなんて。不思議な気持ち。

海の境目。



島の外周48キロ。車で1時間もかからず回れるため、ふらっと1周ドライブに行く事もしばしば。海とサトウキビ畑と季節の花と動物達と…時々知らない脇道に入ってみたりして何度でも楽しい。私は地元のみんなに甘えさせてもらっていたので車でしかないけれど、自転車1周チャレンジをする子も多々。お正月には外周を走る駅伝大会が開催される。


気候は亜熱帯気候で温暖。
春:晴れの日はもう暖か、すでにハイビスカスが咲いていた。(年中なのかしら?)4月に自転車旅をして顔を真っ赤に焼けた友達がいた。5月頃の海の水はまだ冷たい。6月からはシュノーケリングをやっていた。

5月のハイビスカス


夏:約2ヶ月の長い梅雨があければ、最高な海遊びの日々。だけど、台風の夏でもある。南の島の台風の威力はすごい。

まいにち海通いの夏。


秋:秋は夏の気持ち。10月はまだまだ海に入っていた。

10月も太陽さんさん


冬:いい天気の日は上着いらずで外で寝転びお昼寝できる。ドライスーツを着てシュノーケリングをしたり、supをやった事もあった。ただ、冬は風がバーバーな(風が強いを表す島言葉)日が多く、寒い日は雹が降る日もある。

1月1日の日光浴。

詳しい島の事は喜界島のホームページで。


喜界島への行き方。

喜界島への交通手段は、
奄美大島か鹿児島からのエアコミューターまたは船。

○JAL系列のエアコミューター
奄美大島からは約15分。少し前まで日本で1番短い飛行区間だったそう。離陸したと思ったら直ぐ着陸体制に入る。
鹿児島からは約1時間。外の景色を楽しむ余裕がある。

○奄美海運
奄美大島から2時間半。
鹿児島からは11時間。夕方出発早朝着。海からみる朝日は綺麗。ただ波のある日は寝れないと大変かも。

私は行きは飛行機、帰りが船の方が多い。
エアコミューターの便数が限られているので、奄美でも鹿児島でも東京からの飛行機との乗り継ぎの待ち時間が長い。朝出ても夕方頃着になってしまう。そのため、タイトスケジュールで島へ行くときは、前日の仕事終わりに飛行機に乗って鹿児島空港近くに前泊して、7時台の1便で島へ行くことにしている。着いた日も1日使えるのでおすすめ。

おりもツアー島めぐりポイント。

私が島に慣れてからやっていた、島に新しく来た人たちを私のお気に入りスポットに車で連れまわすツアー。
通称おりもツアー。
友達と島に行った時の動画と私のお気に入りスポットを地図で紹介。


最後まで読んで頂きありがとうございます!
#3から私の島生活がはじまります。
お楽しみに。

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更新少しお休み中。喜界島での生活が大好きすぎて、書き残すことに。島暮らしを身近に。旅の参考にもぜひ。

日本の南、九州鹿児島県喜界島。 奄美大島の東側。 地図を拡大するとポツンと出てくる小さな島。 人口7000人弱、島一周車で45分。 太平…

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