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『パワハラ』という言葉を悪用する人達

今朝は嫌な夢を見て起床してしまった…

嫌な夢というのも
私が人生の中で嫌なことを一気に味わっている最中
奈落の底に突き落とされた
最後の一打撃となった出来事…

気持ち良い朝の目覚めとなるはずが
夢の中で大泣きをしたところで
アラームの音に起こされた…


私は数年前にある会社に転職した
久しぶりの現場でドキドキしていた私だか
なんとなく現場の心構えに違和感を覚えていた

そんな中、私が所属する部署の先輩から
ここの部署は社内で嫌われている
ということを耳にした

面接での違和感はここにあったのかと
ピンときた

私が働いていた場所はさまざまな資格を持った人が働いていた

お互いがお互いの考えを尊重していけば良い
という考えは
そこには存在しておらず
順位付けのようなものが存在していたと思う

私はいろんなところで働いてきたが
こんな馬鹿にされたような空間は
人生で二度目だった

一度目は
私が資格も経験もない新天地だったため
人間性に難ありの職場だと思いつつも
理解ある周囲の方々によって
頑張ることができていたと思う

しかし
二度目は論外であった

そんな中でも必死にその環境に慣れようと
毎晩勉強の日々
同じ資格を持った先輩からは
そんなに力まずゆっくりでいいよ
と言われながらも
とにかく頑張った

私は仕事に対して
強い信念というか
大切に扱いたいという気持ちが強かったんだと思う

しかし同じ部署の別の資格の人たちは
自分たちが少しでも楽ができて
自分たちが楽しければ
という
主語が私
の仕事をしていた…

まあ資格も違うわけだし
考え方も違うとは思うけど
どちらかというとそっちの資格の方が
専門職なのにいいのかな?
とびっくりさせられた
(後々この考え方は誤りである
と新たに入ってきた人が教えてくれました)

色々部署内でも資格を持つ者同士の対立があり
結局分かり合えず
何度も危険な場面を目にして
頭を抱えていた時
新たに私と同じ資格を持つ人が入ってくることになりました

私よりもはるかに年齢は上であるが
資格を使った仕事の経験は少なく
片足が悪い…

その方が悪いわけではないが
この現場では更なる危険性が高くなる…
(PCサイトでも、
専門職として実績のある人が所属しているので
安心して…というような文章があり
それだけ実力が必要であり
一歩間違えれば命に関わる現場でした)


部署内でも不安が高まり
話し合いをしたが
予定通り所属すると決まった…

結局その方は二週間でやめていったが
この二週間は本当に地獄のように長かった

今まで仕事が終わればすぐに帰宅していた私たちが
何時間も話し合いをしていたほど…
にも関わらず
あんな言葉を残していくなんて
と怒りを通り越して悲しくなったのを
今でも覚えている


その方が出勤するようになり
まずは空間に慣れてもらおうと声かけをしたが
ずっとおしゃべりをしている…

私は資格を持っているからもっとやらせてほしい
と任せてもらえなかった出来事の愚痴を
延々と聞かされる…

ここを見てやり方を少しづつ覚えていきましょう
と伝えても
触ってはいけないところを触って
進行を止める…

私はこの時かなり病んでいる状態だったので
もうこの人に構っていられないと思って
距離を置かせてもらいました

そのことがまた更に状態を悪化させたのか…

私がやったことに対して
〇〇さんはありがとうと言ってくれるのに
あいさんは言ってくれない
と言っていたらしい…
(頼み事ではなく
必要な業務を実施してもらったのに
感謝を求めるってどういうことなのか…)

今考えると頭を抱えるというか
笑いが出てくる状況…

ここは学校ではない
あなたにいろんな方法で関わってきたけれど
あなたにやる気がないと判断したから
任せるものも任せられないと判断したし
あなたに構えるほどの余裕が部署の仕事的にも
私自身にもなかったから
外れたにも関わらず
結局私はなぜか『パワハラされた』と言われ
社長やいろんな人に囲まれるハメになった…

話し合いの場に行くと
なぜかその場にいた人皆に睨まれた

まだ私側の意見も聞いていないのに

一応私の資格は人間観察力がとっても大事であるため
一瞬でここの人は『パワハラをこいつがした』
と決めつけているんだ
と感じて、もういいや わかってもらえない
と投げやりの気持ちだったと思う

しかしこの時の私は心がかなり病み
円形脱毛症もかなり進行していた状態…
夜は眠れず、朝方は多動になり、食欲も完全に落ちていた

そういう時は
『私が悪いんだ』
と自己をせめる心理状態になってしまうため
この時も私は自分を責めていた

自分の考えを言いたい気持ちもあったが
やめた方がいい
とにかく相手の反応を見て
私が悪かったと言えばいい
と話し合い前に言われてしまったこともあり
完全に自分の意思はその場に存在していなかった

それでも私は泣きながら言葉が溢れてきて
何か言っていたようだ…
私の言葉にその場にいた数人は
『パワハラ』は存在しなかったと気付いた様子だった
ある1人を除いては…

結局その1人が
今回の『パワハラ』という言葉を
ふっかけた人間ではないか
と思う出来事がその後も続いたのだが…

今この世の中は
責められることに怯えているんだと思う

だからこそ
『パワハラ』をいいように使って
自身の悪い部分を揉み消し
他社に責任転嫁するようなことも起きている

本来傷ついている人を守るための言葉が
人を傷つける言葉として活用された
今回の出来事は本当に腹立たしいし悲しかった

そんな出来事を経験し
結局私は人間不信となり
不眠、体重減少、円形脱毛症の悪化、パニック、
多動、今までできていたことができなくなる
といった状態となり
仕事をやめ
1年以上家から出られない状態となった

今も社会復帰できてはいないが
少しづつ心許せる人との交流はできるようになった

そんな中での
今朝の夢は本当に辛く
夢の中で泣き叫んでいた私であったが
夢の最後は
『あの人ってそういうところあるから嫌だよね』
と現実にはいない人の言葉がそこにはあり
安堵して、真実を全て話そうとした瞬間に
アラームが鳴った

私が経験した出来事はもう2年以上前かもしれない
しかし
この出来事は心を締め付ける出来事として
今もなお私の脳裏に浮かび上がってくる

人を傷つけることはしてはいけない
自分がされて嫌なことは人にしてはいけない
と幼少期に誰もが聞いた言葉ではあると思うが
『パワハラ』という言葉を利用する前に
自身の行動をもっと考えてほしいと思った
そんな朝の私の思考回路でした

書き出して
いい気はしないし
読み直しもしたくないけど
ここに書き出すことで
あの時守ってあげられなかった自分自身を
ここで守ってあげられた気がするので
残させてください

過去の私へ
よく耐えたね
本来の私だったらきっと冷静におかしい部分を
突き詰められていたよね
あなたを守ってあげられていたと思う
でも心の傷が一気に広がったせいで
思考回路が「私が悪い」って常に考えるように
なっていたね
今冷静に振り返ってみたけど悪くなかったよ
専門職として資格を使うことはもうないけれど
資格を保有するものとして
恥じることなくできていたと思う
私が私を信じてあげられなくてごめんね
これからは信じていくよ
消えたいと常に思っていたあの頃だけど
今素敵な青空を見ることができている
耐えてくれて本当にありがとう

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