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年末までには採用したい。私の考え方・価値観

求人をしようと動き始めたのが6月頃で、通常業務が終わった後や土日に寝る間を惜しんで求人情報やnoteをブラッシュアップし続け、ようやく一段落できたかなといったところ。ありがたいことに、1ヶ月ちょいで20件ほどの応募を頂けているが、残念ながらまだ採用に至ってはいない状況だ。想定では、50件ほど必要だと考えているので道半ばだ。

理想の前提条件

理想としては、私の価値観や考え方に賛同する人です。noteを読み込んで、どういう性格の人がどういう事を成したいのかを理解した上で、入社してもらえるのが望ましいです。エンジニア未経験者は18歳〜25歳、経験者は35歳以下で健康な方が望ましいです。

経験者の採用について

目標とする採用ターゲットは、何かしらのプログラミング実務経験が有る方。ある程度のプログラミング実務経験がある人を望んでいるのは、作りたいサービスに必要となる技術レベルが比較的高いからだ。技術力があまり高くない人を採用する場合、他のサービスから作っていって、ソースコードレビューや設計手法の教育などを通して品質を高める事を並行して行って行く必要があり、作りたいサービスを作るまでに遠回りとなってしまう。

タイピング練習&チャットサービスを作りたいのだが、これを作るためにはフロントエンド・バックエンド両方のスキルが要る。負荷対策やSQLチューニング等も必要だ。JS主体となる部分も多いため、脆弱性についても知っておく必要がある。これらを全て網羅した能力を有している必要はないが、「ここをこうした方が良いよ」と言われて自走出来るくらいの能力が必要となる。これができるのは、実務経験2年ほど積んだエンジニアかと考えている。だが、必ずしも実務経験と技術力は比例しないため、正直にもっと経験が少ない人でも大丈夫な可能性はある。

未経験者の採用について

そこで未経験者も採用のターゲットとなってくる。しかし、未経験者と言っても、『実務』未経験者であって、技術の勉強を何もしていないような人は求めていない。未経験者の場合には教育コストが多大にかかる。ある程度簡単な自社サービスでも、リリースするまでにかなりの時間を要するだろう。更には、ユーザーが『お金を払ってでも利用したい』と思えるサービスにするためには、更に苦労するだろう。

私は週5日フルで顧客業務を請け負っているため、スキマ時間での教育となってしまう。自分の睡眠時間を削り、お金を払いながら教育しなければならない。これは双方に負担となり、最悪の場合、時間をかけて給料を払いながら教育したのに1円にもならず退職となってしまう。このような状況の未経験者採用は、双方にとって不幸なのでやりたくない。

Win&Winの関係性でないと、お互いが幸せになることは出来ない。

具体的には、下記のような属性の人が理想形だ。

・学校でプログラミングを学んでいたが、エンジニアでは無い職業に就職したけど、やっぱりエンジニアをやろうと思った

・ブランクがあるなど経歴に負い目があるが、エンジニアとして活躍するために本気で勉強してサービスをリリースした事がある

こうした人であれば、教育にかける費用対効果が高くなると考えている。時間は有限であり、プライベートを重視する企業なのに代表の私がプライベートが充実していないなんて言語道断だから、効率よく立ち回るために必要な事でもある。もしこのレベルに達していないのであれば、それをカバーする努力が必要になる。

未経験採用の例外

ただし、未経験採用にも例外がある。それは、弊社で活かせる『エンジニア以外のスキル』を持っている人である。具体的には下記のような層である。

・実務でデザイン経験を積んだ事があり、UI/UXやSEO、行動心理学やマーケティングなどにも興味がある。

この層は、プログラミングをほとんど学んでいなくても、活躍する可能性があると考えている。プログラミング教育をする時間はかかってしまうが、デザインとシステム開発の両方をやりたいという人も少数派だと思うので、そこは仕方ない。世の中のバズったWebサービスの多くは、デザイン重視で難しい実装をしていない物も多い。私の作りたいタイピング練習&チャットサービスを作るのは後回しになってしまうが、アイデア次第でデザイン重視の仕掛けをする事は出来ると考えている。

他には、営業面が強い層も有りだと考えている。100円のコーラを1000円で売る事が出来るような層だ。これは詐欺的な行為ではなく、いかに知恵を出して価値を上乗せできるのかという話である。

これらの層はある程度のビジネス観点を持っている人でないと採用は難しい。言われたことをただやるだけの作業員では、絶対に務まらない。信念を持ち、常に考えながら創意工夫をする事が必要だ。

要約すると

これまでの内容を要約すると、CTO(最高技術責任者)とCXO(最高体験責任者)とCOO(最高執行責任者)を目指す人を採用したい、という事になる。逆に言えば、これらのキャリアパスがある仕事を経験できる求人、とも言える。

というか、自分は社長である必要も無いと思っているので、CEO(最高経営責任者)もキャリアパスに入って良いと思っている。長期的な話になるが、私の将来の希望は、社長でも会長でも無く、新規自社サービスを作り続ける連続起業家やプロダクトへの投資家だからだ。経営が得意な人がいれば、その人に任せる方が組織全体として良いのは明確だ。とは言え、こればっかりはその時になってみないとわからない。創業者が代表である方が効果が高い事は往々にしてあるからだ。

少し脱線してしまったが、タイトルに有るように『年末までには採用したい』というのが私の目標だ。人の成長に繋がる社会に役立つ自社サービスを作りたいという理念に賛同し、私自身の性格ともマッチして長く働いてくれるような人を探している。

私の考え方・価値観

最後に、私の考え方・価値観を列挙したいと思う。これに賛同できる人なら、きっと一緒に楽しく働けるだろう。

◆ 素直・誠実な人
私は素直・誠実な人が好きだ。自らを着飾らずに、自身の良い点も悪い点も理解して表現し、自己肯定感が高いような人物だ。誰しもが、良い点も悪い点も持っている。自分事なら両方をしっかりと見つめ、自分を理解して認めるのが重要だ。他人事なら、その人の良い点にフォーカスして共に歩む姿勢を持つのが重要だ。

◆ 嘘をつかない人
私は嘘をつかない人が好きだ。嘘をついてメリットがあるのは自尊心だけだ。そんな自尊心はたいして大事ではない。こと仕事においては、自己保身のために嘘をついたり隠し事をしたことが原因で、問題に対する対処が遅れて被害が大きくなることが多々ある。どんなに些細な失敗でも、すぐに真摯に報告して貰うのが一番良い。隠し事や嘘をつく人は、その行為が懲戒事由になりうる事を認識した方が良い。逆に言えば、素直に報連相ができる人は、懲戒の対象になることはまず無い。

◆ 失敗は積極的に経験した方が良い
私は失敗は積極的に経験した方が良いと思っている。死ぬこと以外かすり傷という言葉があるように、失敗はたいした問題ではない。チャレンジしない事や失敗から学ばない事が問題なのである。

◆ 考え続ける姿勢
私は考え続ける姿勢が大切だと思っている。弊社での業務は、何一つとして、考えなくてできるものはない。言われたことをただやるのは、仕事ではなく、作業である。作業員は全く求めていない。私が言っている事すら間違っている事もある。会社の目指す理念、目的に対してどういうアプローチをしていくのが最適なのかを、常に考えながら仕事に取り組んで頂きたい。そして「こうした方が、より良くなるんじゃないですか?」と言える人であってほしい。ただ文句を言うだけで改善案を出さない人は要らない。

◆ 公私混同する
私は公私混同する事が悪いことだと考えていない。例えば、仕事をしている時にふと好きなアーティストの新曲がいつ出るのか気になったとする。調べてみると、新曲のCDが出る前に1曲だけダウンロード販売をしている事がわかった。他にも音楽業界ではこうした手法で売上をかさ増ししている事がわかった。こうした気付きから、例えば『新曲が出る前に、1曲だけ聴く事ができる時限式の月額定額音楽視聴サービス』『宣伝を目的に、リリース前楽曲をBGMなどで使えるようにする』などの新しい事業案を思いついたりするかもしれない。ここで重要なのは、公私の私(プライベート)の時でも、常にビジネス観点を持っておくことである。『何故こうなっているのだろうか?』と『他にもこういう事が出来ないだろうか?』と自分に問いかけるのである。仕事は、人生である。人生は、仕事である。また、休む事も仕事であるので、常にフルパワーでいる必要は全く無い。

◆ 成果重視
仕事はプロセスよりも成果が重要だ。どんなに志が素晴らしい物事でも、赤字となって全社員をクビにすることになったり、借りたお金を踏み倒したり、投資してくれた人に不義理をすることは許されない。給料を貰って仕事をする以上、貰っている給料以上の『価値』をアウトプットする必要がある。新規自社サービス開発においては、すぐに損益分岐点に達する方が難しい。1年〜3年くらいはかかると考えている。今すぐの目先の利益を求めているのではなく、『1〜3年以内に目標が達成できるだろう』という成長や価値を求めている。そして私は、利益という成果を出した人には、正当な報酬を支払うべきであると考えている。でなければ、成果報酬ではなくやりがい搾取となってしまい、これはWin&Winでは無い。

◆ 義理堅い
私は義理堅い性格だ。そして、縁を大切にする。身近な人の幸せを作れない人が、どうして他人の幸せを作ることができようか。ときには、相手から不義理な事をされて損をしてしまうかもしれない。けれど、自分は自分の信念の通りに生きているので、そんなものは些細なことだ。自分は、人情味のある義理堅い人生を歩み、誇れる自分で在りたい。


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