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【注目の漫画】 葬儀社が舞台の漫画「終のひと」

葬儀をテーマにした漫画はテーマがテーマなだけに、数が少なくどちらかというと「リアリティに欠ける」漫画が多いのが印象でした。

しかし昨年「終のひと」という葬儀社が舞台の漫画を見つけました。

この漫画は「リアル」であつことが特徴で、スピリチュアル的な要素は全くありません。

葬儀社社長とその社員が、ご遺族や関係者に対しどのように接し、葬儀に向かうのかを「リアルに描かれた漫画」です。

現在は最新刊の3巻が発売されています。

この漫画は特におすすめの漫画で、知人や葬儀業界に関わる人にも伝えています😌

リアルというところが共感でき、今まで発売された単行本をすべて買い読みました😌

葬儀業界を「リアルに描くのは難しい」

私が注目をした理由は、同じ業界であるということもあるのですが、葬儀社や遺族の視点で漫画を描くことの難しさにあります。

葬儀の仕事を葬儀関係者でもない方が一から調べることは、なかなか時間も勉強も必要です。

葬儀社の実務業務・流れ。
遺族の気持ち、ご遺体や葬儀のシーンの再現。
実際にシーンに出てくる火葬場などの正確さ。

作者の清水俊さんは、かなり詳しく業界のことを調べられたのではないでしょうか。

主人公のキャラクターも特徴的で、家業である街の老舗葬儀社の社長です。

かなりぶっきらぼうな葬儀社社長ですが、葬儀という仕事にプライドを持ち、ご遺族にも「伝えるべきこと」「弔いに大切な気持ち」はしっかりと伝える葬儀社としてのプライドを持つ主人公です。

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葬祭ディレクターは毎日数多くの「事情が異なるご遺族と接し、お葬式をサポートし故人を送り出すこと」を使命としています。

この漫画は「葬祭ディレクターという仕事に誇りが持てる漫画」であり、葬儀社がどのような段取りや仕事を行っているのかを知ることができる漫画です😌






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