ランニング:外を走るのと室内トレッドミルマシンで走る違いは? 実は大きく違います!
ランニングマシーン(トレッドミル)やステイショナリーバイクは場所を取らず、家などでも簡単にエクササイズを行える器具です。
現代人の忙しい生活、そして市内などの街中で外を走るスペースがあまりない生活空間では大変有効なエクササイズ器具ですね。
FuncPhysio New YorkクリニックがあるニューヨークシティはNew York City Marathonが行われることでも知られていると思いますが世界でも最もランナー人口密度が高い都市だといえます。
ですのでクリニックにも多くのランナーが怪我やトレーニング、パフォーマンス改善に訪れます。
ニューヨークシティの多くのランナーの悩みは冬の寒い時期や雨の日に外を走ることが出来ないことです。
また大都市で生活しているランナーの共通の悩みでもありますが、走る場所の少なさもあります。セントラルパークやリバーサイド(マンハッタンの川沿いの公園)などに行かない限り、走る場所が限られてしまっています。
そこでここニューヨークシティではトレッドミルを使用するランナーも大変多いです。
そうしたニューヨークシティのランナーから寄せられる質問として
「外を走るのと室内トレッドミルで走るのとで違いはあるの?」
「外を走るのと室内トレッドミルで走るエクササイズとで効果の違いはあるの?」
などがよく聞かれます。
答えは単刀直入に「Yes」です。
外を走ることと室内トレッドミルでは、その心肺系へトレーニング効果(カーディオエクササイズ)やランニングフォームなどのバイオメカニクスにおいては似たデータが示されています。
しかし、筋肉の出力の仕方や使い方やまた脳への影響、生理学的影響などは全く違ったものになると思います。
外を走るのと室内トレッドミルマシンで走ることの類似点は?
まず外を走るのと室内トレッドミルマシンで走ることの類似点をみてみましょう。
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