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こんにちはNY FuncPhysioの高田です。

ニューヨーク、ファンクフィジオの新たな取り組み「セントラルパークでラジオ体操!」が3月からスタートしました。

運動不足のニューヨーカーに運動のキッカケを与えたいと思い始めたラジオ体操企画です。

リモートワークが定着したニューヨーク

ご存知ですか?ニューヨーカーの90%は今だに在宅勤務(リモートワーク)という事実を。

ニューヨークではロックダウンから2020年の終わりまでは95%の割合でリモートワークと言われていました。

そして感染者数が減ってきても、また州の規制が解除され始めてた2021年3月現在でもしばらくはリモートワークが続きそうです。

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日本とは違い、北欧、北米はリモートワークが定着してしまっているんでるんですよね。(Googleなどは早々に2021年夏までリモートワークでもいいと声明出していますしね)

事実上、事務職系の方は実際リモートで仕事支障無く業務が出来ています。

またIT系、Tech系、弁護士事務所などの利益はリモートワークになってから上がってます。

高い家賃払う必要なく売り上げが変わらないまたは伸びている状況であれば、経営者としては当然の判断だと思います。

ニューヨークの国連本部なども現状9割はリモートワークです。

ですので、企業へのアンケートでも、例え、パンデミックが無かったことになったとしても40%はリモートワークで業務を行うと答えています。

合理的な民族だと感じます。

ニューヨーカーは運動不足

さてさて、リモートワーク、リモートスタディになって約一年。ここにきて意外と気づくのが通勤って意外といい運動になっていたということではないでしょうか?

私の仕事は対面でしか成り立たないので現在通勤をしています。

地下鉄と徒歩で45分ぐらいの大したことないものですが、それでも往復すると1万歩以上は平気で歩いています。

一方、コロナ禍で家に一日中いる時に測ったら千歩ぐらいでした。

10分の1の運動量です。

わざわざスポーツジムなどに行かなくても通勤、通学によってこの運動量が確保されていたんですね。

さらにコロナ禍でスポーツジムなどにも行く機会が少なくなってしまった方も多いのでしょうか?

ニューヨークのスポーツジムは人数制限などがかなり厳しく引かれていましたし、現在でも予約制で厳しい人数制限をしています(行政命令)。

最大手のNYSCは倒産してしまいました。

じわじわと効いてくる運動不足

実際運動量がぐっと減った方が多いのではないでしょうか?

しかも座りっぱなしになっているという方も多いと思います。

以前に書いた記事でも座ることの弊害は書きましたが体、精神面的によくないです。

しかも、運動不足の影響はすぐに出るわけではなく、数週間〜数ヶ月部屋に閉じこもっていても大した影響ではないでしょう。

しかし、欧米ではもうすでに1年以上外出禁止、または外出規制の生活を強いられています。一年もこの様な生活になってくると体に不調を訴える方が増えてきても当然だと思います。

具体的な不調
倦怠感、自律神経失調症、内臓疾患、心肺系疾患、精神的疾患、腰痛、首痛、首肩痛、骨粗しょう症、膝痛、などなど。
またビタミンD不足による問題等(骨粗しょう症、免疫疾患など)


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New York Timesや他のメディアも頻繁に「座ることは喫煙と同様に悪い習慣」「一日中座っていることは癌の死亡率をあげる」等々の記事を頻繁に出してますよね。

他人事ではないです😂

お恥ずかしい話、私の妻も最近になって体の不調を訴えます。

例えば、腰が痛い、首が凝る、なんとなく体調が悪いなどなどです。また定期検診で肝臓のXYZの数値が通常値より高いなどもある様です。

しかし、それらは単純に運動不足、そして座りっぱなしの生活を1年も続けた弊害だと思っています。

事実、この一年本当に外に出る機会がなくなりました。

子供の送り迎えもありません、仕事も完全リモートワーク、買い物も配達、なので1週間外に出ないという週が普通にあります。

ではどんな運動をすれば良いの?

この様な状況下で腰を痛めたり、首肩痛に悩む患者さんが非常に多いです。そして「どの様な運動をすれば良いか?」と尋ねられることが多々あります。

私はその度に「ラジオ体操」と「歩きましょう」と答えています。

妻は「そんな適当なこと言わないで!」と怒りますが、私は真剣にラジオ体操と歩行が一番だと思っっています。

歩行の大切さは以前の
〜Wellness Golf〜ゴルフって最強の健康ツールだと思う理由
の記事の中に書きました。

何をするかではなく、出来ることをやる

今私の妻の様な人に大切なのは「何をするか」ではないく、すぐ出来ること、慣れ親しんだことをやることです。

例えば、ヨガにしろ、ピラティスにしろ、ジムに行くにしろ、新しい何かを覚えてチャレンジすることは大切では無いです。

また、「腰痛のための運動」「首痛に効く運動」といったもの検索し、難しいことに手を出すことではありません。

思い立った時、空き時間にパッと出来ることが大切だと思っています。

そもそも、わざわざジムに行く時間を作って、着替えて、、、またはヨガマットを持ってきて、、、などそうした準備が出来る人はこのパンデミックの中でもキチンと運動はされていると思います。

ラジオ体操は日本の素晴らしい文化


日本人なら誰もが音楽を聴けば踊れてしまうラジオ体操は素晴らしい日本のエクササイズ文化だと思います。

そしてこんな時代たからこそ、このラジオ体操を活用しない理由はないです。

ニューヨーク、セントラルパークで毎週土曜日に行っているラジオ体操ですが3回目にして50名ほどの方に集まっていただいています。

準備体操、ラジオ体操第一、ラジオ体操第二、そして英語バージョンという構成ですが、実際の運動時間はたかが15分ほどです。

それでも朝キチンと起きるセントラルパークへの往復、または体操後に散歩する、そして集まった人と外で雑談をするなどラジオ体操以上の意義があると実感しています。


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海外でもラジオ体操を広げたい

まだ初めて間もないですが、この日本文化を海外でも広げたい!と思うようにもなりました。

前回は数名のアメリカ人も参加してくれたり、またセントラルパークを散歩中の現地の方が立ち止まって眺めてくれていたり、散歩中の犬が飛び入り参加してくれたりとしてくれる様になりました。

ラジオ体操の英語でのインストラクションも作成し、現地のアメリカ人も参加してくれる様に取り組んでいます。

音楽を聞いたら自然と体が反応してしまう。そんな日本の文化であるラジオ体操、皆さんも是非運動不足解消に活用されてみてはいかがでしょうか?

場所:Central Park East 66th-67stの入口広場
日時:毎週土曜日午前9時(ニューヨーク時間)
YouTubeでのライブ配信もしています!
https://www.youtube.com/channel/UCoIWs1FYVbv63hNRn0dRa5Q

Copy of Copy of Copy of Copy of Copy of ラジオ体操毎週土

(アメリカ人を含め)100人でセントラルパークでラジオ体操を目標に毎週土曜日朝9時から行っています(雨天中止)。

日本人なら誰もが音楽を聴いて踊れてしまうラジオ体操は日本のエクササイズ文化です!その文化を海外でも広げたい!と思って活動しています。

100%ボランティア運営をしています。活動のためにご支援していただければ幸いです。(こちらから支援⇨Donation)

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