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生の舞台(演劇)に魅せられて

舞台という物は、学校でも芸術鑑賞会ってありますね。けれど私は、本気で生の舞台を観るようになってからかれこれ10年近く経ちます。元々は声優関係に興味があって、舞台は知らず興味なかったのにです。

それがどうしてこうなったのかというと、母からの声掛けでした。思い切ってやってみようかと演劇の世界に飛び込み、いつしか舞台を観るのが好きになり、もっと出演などもしてみたいとの思いも出るようになっていました。そんな舞台の魅力ってどこにあるのか、皆さんにぜひ知ってもらいたく書き留めてみることにしました。


1.すぐ間近で観られる臨場感

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舞台って、座った位置や劇場の大きさにもよると思いますが、間近で役者さんたちが動いて喋っているのを観ることができます。それによってテレビのような2次元の画面の中で俳優さんが演じているのとはまた違った、生きた人間が演じている実感を味わえます。舞台は「生」なのです。特に前の方の席や小劇場で観ると、自分に迫ってくるような臨場感を味わえる事も多いでしょう。殺陣やミュージカルなどの動きの多い演劇は、正にその場で圧巻の演技を観ることもできるのです。

2.リアルタイムで一発勝負!

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舞台の演目は、何度かの公演が行われますが、観る側にとっては大抵は1回こっきりですね。そうした状態なので、役者さんたちにとっては1回1回のお芝居を、全てのお客様に満足して頂けるよう、一発勝負で失敗しないよう頑張って演じています。役者さんたちの意気込みを、その場限りのお芝居をリアルタイムで観られるのが舞台なのです。

3.稽古を経て完成させた役者さん達の熱意

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現在は、コロナ禍せいでなかなか公演が行われにくくなっていますが、公演が決定し配役などが決まると、役者さん達はみなその役をどう生きるかどう面白い物に完成させるか、稽古を通して熱意をもって作っていきます。同じ舞台に立つ者同士が協力し合って作り上げる舞台に、時には厳しく、時には仲間同士思いやったりして、並々ならぬ努力を重ねます。だからこそ、良い舞台には本当に感動させられます。私が観たある舞台は、その場にその人物が本当に存在し生きているかのように感じられた舞台もありました。

4.テレビドラマとは違う音(声の大きさや音響効果)による迫力

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大きめの迫力のある声で演じられる舞台は、観客を引き込ませる力があるのです。テレビドラマは、俳優さんが声に強弱を付けて台詞を喋っても、音の大きさがほぼ一定ですね。平面の2次元ではない舞台は、その時々で役者さんの声の大きさが違ってきます。その役の心情・場面での都合・掛け合いなどでも声の大きさが違い、また台詞の速さ(緩急)も違ってきます。音響(効果音)も結構大きめで、お芝居の雰囲気を盛り上げたりするのに一役買っていて楽しめます。

5.観客の感動が大きいと何度かカーテンコール!

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舞台の演目が終わると、カーテンコールが行われます。出演した役者さんたちが全員舞台上に出てきて、最後の締めの挨拶となります。それが1回で終わらず、観客にとってとても素晴らしかったお芝居だった場合、何度かカーテンコールが行われることもあります。それだけ観客を惹きつけ、脚本や演出も良く感動させられた舞台には、観客は惜しみない拍手をくれます。素晴らしい舞台には、観客は強く惹きつけられ、心を揺さぶられるのでしょう。

まとめ:演劇をご存じない方にも是非!!

こうしてざっと演劇の魅力とは?を書き連ねてきたのですが、本当の魅力は、百聞は一見に如かず、です。まだ舞台の魅力ってあるかもしれません。最近は、コロナで劇場へ行けない方のために、劇場だけでなくパソコンやスマートフォンでも観られる配信を行っている場合もあります。

有名な劇団や演目などから観るのも良いと思います。是非とも機会があって興味を持てるようでしたら、現状はなかなか観劇など難しいこのご時世ですので無理にとは申しませんので、収まりが付いたら劇場へ足を運んで観られてはいかがでしょうか。きっと貴方をリアルなお話の旅へと誘ってくれるに違いありません。

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