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初心者のためのカリグラフィーの始め方

カリグラフィー calligraphy ってご存知でしょうか? というか、この記事をご覧になっている人は多少興味があって調べた結果ここにたどり着いていると思いますので愚問でしょうが(笑)、簡単に言うとアルファベット(ラテン文字)の書道です。

あちこちで見かける流麗な文字を見て、「どうやって書いてるの?」「どこで学べるの?」と思っている方々に向けてちょっと説明します。

教室に通う

王道です。都内ならいくらでも教室があるので、そちらに通いましょう。以下にめぼしいところをピックアップしておきます。他府県にもあると思いますので、「地域名+カリグラフィー教室」で検索してみてください。

https://yayocalligraphy.tokyo/

通信講座・独学

近くに教室がないという人は、通信講座(オンラインコース)か独学を選ぶことになります。どちらがいいかというと、個人的な感想にはなりますが、初心者にとっては通信講座は独学と大差ありません。テキストや動画から講師の意図を汲み取るには、受講者にある程度の技量が必要で、初心者には難しすぎると思います。

ちなみに、昨今のコロナ禍でワークショップを行えなくなった世界中の名だたるカリグラファーが、オンラインコースを次々開講しています。英語と、リアルタイムの場合時差が問題になりますが、またとないチャンスなので、中級者以上はぜひトライしてみてください。

参考文献

当然ながら洋書はたくさんありますが、和書は思ったよりも少ないです。いずれかを入手し、自分でやれるかどうか確認してみてください。用具も紹介されています。

※最近モダンカリグラフィー(後日別 note に書きます)関連の書籍が増えてますが、スタンダードなカリグラフィーの本は現在は以下のものぐらいしかありません。

※洋書については以下の note をご覧ください。なるべく本場の作品を多く目にしてもらいたいと思います。

ペン

カリグラフィーを書くには特殊なペンが必要ですが、そのペン先(ニブ nib)とペン軸(ホルダー holder)のセットです。色々ありますが、これが入手しやすいです。画材屋さんにも置いてることが多いです。

その他のニブはこちら▼で紹介しています。

ペンにインクを付けて書くのがめんどくさい人向け(笑)。ボールペンや万年筆のように、軸にインクカートリッジが入っていて、キャップを開けるだけで書けるようになっています。ただし、カートリッジは専用のものしか使えません。キャップの色はインクの色ではなく、ペン先のサイズの違いです。これはセットですが、元々はバラ売りされています。東急ハンズなどの大型の文具取扱店などで入手できます。

こちらはセーラーの万年筆用のカートリッジとコンバーターが使用できるタイプです。ただしペンのサイズが最大でも2mmしかないので、あまり大きな字は書けません。こちらも元はバラ売りで、やはり大型文具店などで入手可能です。

こちらはマーカータイプ。お手軽ではありますが、ちょっと滑りやすいのであまり初心者にはお勧めしません。

インク

水性で耐水性のないものが適しています。墨汁やガッシュ(不透明水彩絵の具)なども使用可能。速乾性や耐水性のあるものは、書いてる途中でペン先が乾いたり、こびりついて落ちなかったりして向いてません。

定番のアメリカ製カラーインク。ビビットで鮮やかです。バラ売りされていますが、このようにセット売りもあります。色数がかなりありますので、別の色のセットもあります。

こちらはフランス製。そのためかやや色味がシックです。全60色。これはその内の5色セットです。

こちらは英国製。全18色ある内の6色のセットです。Winsor & Newton はドローイングインクが有名ですが、カリグラフィー専用があるのでこちらを利用する方がいいでしょう。

日本製の万年筆用インクですが、つけペン用としても使用可能です。現在日本は空前の万年筆インクブームで、かなりの数のインクが各社から発売されています。とても紹介しきれないので、興味のある方は書籍やムック等をあたってください。

傾斜台

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なくても書けますが、あるのとないのとでは雲泥の差で、ほぼ必須の用具です。ただ専門店でしか取り扱っていませんので、以下のリンクより購入してください。DIY で自作してもいいでしょう。以下に私が自作した際の製作方法を紹介しておきます。

その他の用具

以下の専門店が用具を取り揃えております。

HOKUSHIN インク&カリグラフィー
カリグラフィー・ショップ(楽天)
ゆめ画材
クラフトビズ

John Neal Bookseller

アメリカにあるカリグラフィーと製本に関する書籍と用具の専門店です。私の知る限り、おそらくは世界で最も多種を取り扱っています。普通のオンラインショップですが、日本への送料は自動計算されず、注文後にショップとやり取りする必要があります。英語でのやり取りはハードルが高いと思いますが、ここでしか入手できないものもありますので、ぜひトライを。

世界中のオンラインコースを紹介したリストも掲載されています。サイトのメニューの「Class Listings & Event Info」から「Online Courses」をご覧ください。

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フリーランスのグラフィック・Webデザイナー、Webデベロッパー、カリグラファー。欧文フォント好き。趣味はアイリッシュフィドル、レザークラフト、靴磨き。沖縄在住。 https://feoh.design/

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