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ロゴやキャッチで使える欧文フォント2020 - モダンスクリプト編

Caslon や Helvetica など「デザイナーが知っておきたい基本の欧文書体」というようなのは別の記事に任せ、欧文で長文を組むことがあまりない日本人向けに、ロゴやキャッチコピーなどですぐに使えそうな目を引くデザインの書体を紹介します。

モダンスクリプト Modern Script

手書き文字を再現したようなフォントをスクリプト Script と呼び、種類がいくつかありますが、その中のカッパープレート Copperplate と呼ばれるもので、近年になって統制の取れていない、フリーハンドのゆるいスクリプトが現れ始めました。これを便宜上モダン(近代的な)スクリプト Modern Script と呼んでいます。

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100年後はもはやモダンではなくなっているので(笑)どう呼ばれることになるかは分かりませんが、現在はとりあえずこの呼名が定着しています。近年このスクリプトが隆盛を誇っており、多数発表されているので、それをいくつか紹介します。全体的にガーリーな雰囲気のものが多いので、女性誌や女性向けプロダクトに向いているでしょう。

※詳しくは以下の note を参照。

※フォントの購入方法は以下の note に記したので参考にしてください。

・Andit

・Argentina Script

・Syndicate

・Lyndsey Smith

・Cottonwood Market

・Looking Flowers

・Beauty Flowers

・Marsha Belle

・julie edgar

・Umbrella

・Slight

・Mercury Script

・Magic Winter

・Chin Up Buttercup

・Paprika

・Aether Rain

・Picasso in Paradise

・Lemáns

・Dolcetto

・Bride Style

・Oh Samantha

・Simple Monologue

・Adora Bouton

・Rare Bird Specimen II

・Marthin

・Sassafrassy

・Hart

・Queen Anne Hill

・Almonds

・Beaujolais(ボージョレー)

・Roicamonta

・Bambusa

・Bellwhethers

・Recorda

・Conteria Script

・Gratitude Script

・Pommel

・Christopher

・Allegretto

・Horizontes Script

・White Oleander

ちなみにこの大人気のモダンスクリプト、従来より続けているトラディショナル(伝統的な)カリグラファーにはあまりいい顔をしない人も多くいます。訓練なしにテキトーに書けたりするので、「こんなものはカリグラフィーではない」と思っている人もいるのです。その気持ちもよく解りますが、個人的には「まぁいいんじゃないの」というぐらいです。こういうのも流行り廃りがあるので、本物なら残るでしょうし、でなければいずれ下火になるでしょう。判断は時代に任せようと思います。カワイイしね(笑)。


ブログ Font for the Day

ところで私は、Font for the Day というブログを運営しています。平日1日1書体、気に入った欧文フォントを紹介しているので、よろしければチェックをお願いします。


カフェラテおごってください。