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🇹🇭ビーチには向かない私と南国(タイ/ピピ島)

ことごとく、ビーチに向かない女である。

猛暑の中、潮風と汗でベタつく肌が不快
ビーチソファで寛いでみせるが日焼けが不安
波酔いしやすくマリンスポーツには不向き

それでも、白い砂浜にエメラルドグリーンの海に憧れて航空券をせっせと予約してしまう。

今日は、クラビタウンからピピ島に向かう。

憂鬱な航海に向けてネット検索で1番初めに出てきた酔い止めを手配した。

クラビからピピ島へ向かう船に乗り込んだら上を向いて目を閉じる。酔う前に寝てしまおうという算段だ。

異常に喉が渇くが、多分これのおかげで酔わなかった。

1時間半の航海と聞いたが、すごく長く感じた。少しうとうとしたけど、全然寝れず、かと言ってスマホを見ると酔いそうなので何もできずひたすら遠くをみて、コテンラジオを聴きながら到着を待った。

大きくも小さくもないフェリーに乗り込む。
行きは冷房がなく暑かったが、帰りは冷房機があった。同じツアー会社なのでどちらにあたるかは運次第。
2,000円ほど


無事酔わずにピピ島に着いた。

今回泊まるホテルへはさらに小舟に乗り、小さな島に行く必要がある。15分ほど揺られる。

今回泊まるホテル
「Phi Phi The Beach Resort」
コテージタイプのプライベート感満載の宿

ようやくホテルに着いた頃には、汗と潮風で体はベタベタだし、ずっと座りっぱなしだったので身体も疲れ切っている。

そんな中でのウェルカムドリンク(オレンジジュース)は格別に美味しかった。この瞬間だけで長い航路も報われた。

スクイーズされた生搾り感のあるフレッシュジュース

チェックインの手続きはできたものの、部屋に入れるまで1時間ほど待つ必要があるらしい。

しょうがないからビーチソファーでぼーっと待つ。

そうこうしている間に時間になった。
今日の部屋へと続く坂道をぐんぐん上がる。

南国の木花が咲く小道を上がると、一軒一軒独立したコテージがある。そのうちの一つに今晩泊まる。

こういうプライベート感満載の場所ってテンション上がるよね!


コテージタイプで一軒一軒独立している。

部屋は冷房でガンガンに冷え切っていた。有難い…。
くぅーー生き返る〜!

ウッド調の暖かみのある部屋で窓から海が望める

はぁ、なんで素敵なんだろう。
もう一生ここに住みたい。
タイの物価はここ数年でかなり上がった印象だけど、それでも1泊2人で1.5万円くらいで泊まれるなんて…円安といえどもホテル代は割安。

この世の楽園のようなエメラルドグリーンの海

早速海に出る。
水温は思ったより高くて、気持ちいい〜とは残念ながらならない。でも波は穏やかで透明度は高くてキラキラしている。ここまで来て良かったなぁとしみじみ思う。

久しぶりの海。足がつかないところまで出るとちょっと怖くなり、必死に浅瀬に戻る。まだちょっと泳ぎ、浅瀬に戻るを繰り返す。

ぷかぷか浮いたり、浅瀬で波の引力を感じたり、一通り遊び終え、陸に出る。一気に重力を感じる。

ビーチソファーへ傾れ込む。
濡れた体を撫でる風が心地よく、気怠さも相まって一眠り。

途中で目が覚めて日焼けが不安になる。
ビーチリゾートで日焼けを気にしてはだめだとも思うけど、やっぱり焼けたくない。

気持ちよさそうに焼いている欧米人を横目に
顔だけでも死守しようとタオルを顔にのせた。もう一眠りしよう。

気持ちよさよりも
日焼けを気にする気持ちが勝ってしまう私は
ビーチには向かないと改めて思う

一度部屋に戻ってシャワーを浴びる。
冷房のきいた快適な部屋でゴロゴロしながらビールを飲む。最高だ。noteを書いたり、友達に連絡したりする。

お腹が空いてきたので、レストランへ。
ホテルに併設しているビーチを望めるレストランでディナーをとることにした。

夕暮れへの移り変わりを楽しみながらディナーを待つ

パッタイ、カオマンガイ、フリットスクイードを頼む。

一つ一つが結構ボリュームある。
トータル4,800円ぐらい。

ガパオは程よくスパイシーで安定の旨さ。パッタイも具材がゴロゴロでちょうどいい塩梅でエスニックな香りがして最高。イカのフリットはガーリック効いていてつまみに最高。調子を乗ってlargeサイズのビールを飲んだら酔っ払ってしまった。

食事が終わる頃には、すっかり日は沈み、
ロマンティックな雰囲気になっていた

酔い覚ましに海辺を散歩する。イカ釣りの灯りが遠くの水面に光る。

部屋に戻る帰り道にチンチョー(ヤモリ)がいた。日本でもタイでも守り神的存在。可愛い🦎

チンチョー。しかもアルビノ?
なんだがご利益がありそう🦎



ビーチサイドで寛いでみたけど、やっぱり日焼けが気になるし、暑さと移動で消耗していてリラックスできたかは疑問は残る。やっぱり私は南国には向かないなぁ、と改めて。でも、ゆっくりと時間が流れる島でのひと時もたまには悪くない、と思いながら眠りについた。

おまけ:ピピ島は猫天でした。
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