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文乃 | 歴史フリークときどきコーチ
2021年12月10日 20:34
宇多田ヒカルは18歳のころ、wait&seeでこう歌った。「変えられないものを受入れる力、そして受けいれられないものを変える力」がほしい。変えられない。受入れられない。でも飲みこまないといけない。そうじゃないと前に進めない。苦しい、行きたい、行かないと。この曲の旋律は、じりじりと息苦しいまでの、焦燥感にみちている。wait&seeというタイトルも、「待って」といっている。ちょっとだけ待
2021年12月9日 20:45
おめでとうには、七つの味がする。単一の味だったはずのおめでとうは、人生が展開してゆくにつれて、味わいを変じてゆく。だれかには甘くても、だれかには苦くて、その場にいるだれもが一色に染まることはない。あの人には酸いだろう。遠目に見て思う。どういう気持ちで聞いているのだろう。目を向けても笑っている。大人なのだからそうだろう。お酒をのんで笑うしかないだろう。やけ酒なのかも、こころから喜んでいるの