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デジタル完結型からデジタル集約型へ

タイトル関係ないですが、まずはちょっとアナウンスと個人的な思いを。

ついに今日という日を迎えることができました。

あくまで我々の新しい施策の一環としてになりますが、個人的にはこのプロジェクトを提案し、責任をもって進行管理してきたので、世にクリエイティブとメッセージを出せた事実に対して、ちょっとした達成感があります。笑

そんな個人的な感情はさておきまして、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、我々バルクオムは本日からTVCMの展開を開始します。


木村拓哉さんを起用した新TV-CM『朝のルーティーン』篇(15秒)、『夜のルーティーン』篇(15秒)を、本日から関東地区にて放映開始しております。


早速紙面やテレビでも取り上げてもらえており感無量です。

ただ、始まって満足してしまうことや、やって終わり。になることは避けたいので、ここに至るまでの背景についてとこれからについては、しっかりと記載しておかないとと思いましたので、久しぶりにnoteを書きました。

なんで、CM放映を開始したの?

我々バルクオムは、幸いにもD2Cブランドとして認知をしていただき、知名度あげることができたように、元々はデジタル上でのコミュニケーションをもとにした販売促進を行ってまりました。

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個人的にはD2CというのはDirect to Consumerではなく、Digital to Consumerだとずっと思っているくらい(まあどちらかというとDNVBに近いですが)、デジタルを起点にして活動しているブランドだと思っております。

もちろん、小売店舗様や美容室・サロン様等のご協力もかなり強く、デジタルにとらわれない集客や販売ができているというのも、我々がなんとか成長を続けられている大きな要因であることは言うまでもございません。

とはいえ、いわゆる認知形成をどこで強く行い、どこに投資してきたかといえば、やはりデジタルメインになります。

ゆえに、SNS広告やインフルエンサー様とのタイアップ、アフィリエイトサイト様のご協力や、メディアでの記事広告など、多くの投資をデジタルに行い、そこから認知を得て、最終的にオンライン上のLPにて、製品を購入してもらう。というビジネスモデルを強化してまりました。

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ゆえに今までは、デジタル完結型と言える手法を中心に、ブランド創設から7年間走り抜けてきていましたが、一方で個人的にはデジタルのみでの認知拡大というところに天井ではないですが、一つ大きな壁があるのかな?と思うようになっておりました。

その点をクリアにするためにとても有効になったのが、

たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング

になります。

元P&Gで数々の企業を渡り歩いて成功をおさめ続けている西口さんの本から、しっかりと自分たちの現在地を見極め(9セグマップ作成し、n=1分析を行う)、今後の戦略を考えるようになりました。

また、最近読んでいるブランディングの科学からもそういった要素を見いだせるのですが、やはり認知拡大を行わないことには我々が目標としているグローバルシェアナンバー1、日本でのシェアナンバー1にはスピード感をもって到達できないのではないかと考えました。

そのような中で、新聞広告やポスティング広告、初回無料でトライアルができる2STEPマーケティングなどをテスト的に行い、マスメディアとの接し方や、運用型広告に捉われないオンラインメディアでの販促に今年は力をいれてきておりました。(いまのところ勝率は33%ぐらいですかね・・!施策が少ないので率にあまり意味はないですが。)

新聞出稿したやつぼやかしてますが、以下のような感じです。(隠しきれない無料オファー。笑)

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その中のビックプロジェクトとして、バルクオムとしては2018年の福岡でのCMに続いて、関東でのCM放映を開始することとしました。

CMの目的は?

すでにCMをご覧くださった方がいたら、以下の目的に合致していたかちょっと感想をお聞きしたいのですが。。笑 

今回のCMの目的は「バルクオム」という我々の社名であり、ブランド名であるワードを見た人の頭の中に残すことでした。

我々の認知度ではまだまだ競合製品様との差別化を図ることや自社や製品の優位点などを15秒の中で説明するには時期尚早と判断し、強烈に「バルクオム」というワードと、「バルクオム」が「新感覚メンズスキンケア」であるということを木村拓哉さんの朝と夜の儀式<ルーティーン>に載せてお届けしております。

購買に寄与するCMではなく、シェア拡大のため、認知度向上に向けたCMに振り切っております。(結果、購買に寄与してくれたらこんなにうれしいことはないですが、そういうCMではないということだけ明確にしておきたく。)

そしてデジタル集約型へ

CMの目的は認知度をあげることですが、もちろん認知してもらってから、検索サイトやSNSなどで「バルクオム」を検索してもらうことがなによりも大事になってきます。

あくまで現状の我々の強みはその分野ではすでにナンバー1の売り上げになっているオンライン上での販売=通販カテゴリーでの販売力だと思っております。

ここは7年かけて代表の野口をはじめ、初期のメンバーの方々やこれまで携わってくれたメンバーの方、現状のメンバーの総力で作り上げてきた、他社事例も成功事例もない中でバルクオムと数多くのパートナー企業様とで作り上げたものだと自負しております。

トライ&エラーを繰り返してきて、まだまだ修正ポイントはあるものの、デジタル上で興味・関心を持ってもらうきっかけをデジタル外で作り、今までのように、デジタル上で製品を購入してもらうことができると考えました。

その結果、今回のCMを機に、デジタル完結型の強みを活かしたうえで、デジタル集約型に舵を切ったきっかけとなります。

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何度も言うようですが、デジタル集約型と言えど、デジタルだけでやるというのは企業側の目線に過ぎず、あくまでお客様目線で考えたときに、近くの薬局やコンビニ、バラエティーショップ、スーパー、行きつけの美容室・サロンなどでバルクオムを買っていただけるような状況になることが最優先です。

ゆえに、今回のCMを機に、小売店舗様、サロン様等での販売強化も行っていく所存です。

タッチポイントとして、オフラインの広告も活用していきつつ、我々の得意分野であるオンラインの広告も引き続き強化をしていくことにより、認知度をあげ、一人でも多くの方にバルクオムを知り、使ってもらえるようになればと思うばかりです。

本当に良い製品だと思えるからこそ

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そもそもバルクオムに勤めてまだ2年半ぐらいではありますが、前職と同じように、メーカーとして自社の製品にとても自信をもって仕事に取り組めていることが何よりも幸せなことだと思っています。

本当に良い製品は宣伝しなくても売れる。

というような話もどこかで聞いたことはありますが、担当として、本当に良い製品だと思えるからこそ、広告を通して、できる限り多くのみなさまにこの製品を知ってもらい、同じようなスキンケア体験を味わってもらいたいと思っております。そんな製品を作ってくれている弊社製品企画チームとサティス製薬様には何よりも感謝です。

入社当初に比べ、各企業様もメンズスキンケア市場に進出してきている実感値もあり、テレビCMでもメンズ美容のものを見ない日はないように感じておりますので、是非この流れのまま、メンズスキンケアというものがより多くの人のライフスタイルに寄り添って離れないような未来に繋がるとよいと思います。

“男の顔は名刺代わり”

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今日・明日の肌のために、10年後、20年後の肌のために、そして何よりも皆様のライフスタイルのために。

今後も皆様の手に一つでも多くのバルクオム製品が届くことを願いながら、今日をデジタル集約型の本格スタートとして、引き続き邁進してまいります。

皆様も朝・夜2回のスキンケアで、あなたの儀式<ルーティーン>を始めてみませんか?

最後までご覧いただきありがとうございました!

あ、本当に最後に・・・笑

今回のプロジェクトを承認してくれた経営メンバー、一緒にプロジェクトを進行してくれた各メンバー(特に古川くんにはプロジェクトの各進行サポートと自発的な動きをしてもらえました。)、そして、今回のプロジェクトをともに作り上げてくださったパートナー企業様には大変感謝しております。


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